見出し画像

Large Language Modelがあれば語学学習は必要ないのか

ChatGPT-4が登場し、もう外国語の学習はいらないのか、もしくは将来その必要性が段々と薄れていくのかという疑問が頭をよぎることがあります。皆さんはいかがでしょうか。

フランス語を勉強している知人からは、「翻訳ソフトがあるのに、本当に外国語を学ぶ必要があるのだろうかと思うことがある」と言われたこともあります。そのとき「プロ棋士も今ではソフトウェアの方が強いけれども、将棋を指しますよね、それと同じことでは」と答えてしまったら、「あの、説得力あまりないのですけど」と言われてしまいました。

趣味ならそれでも良いと思うのですが、仕事になった場合はどうでしょうか。ドラえもんに出てくる「翻訳こんにゃく」が現実のものとなり、その名は「LLM(大規模言語モデル)」と呼ぶようになりました。もはやバベルの塔の物語は過去のものとなり、人類は再び自由にコミュニケーションをとり、知恵を出し合い、神をも超えるのか。とか思ってしまいますが。

色々と考えましたが、現在のところの答えは次の通りです。言葉には人々の感情を動かす力があります。したがって、AIが代わりにスピーチを行い、人々の行動に影響を与えるようになる言語力を持つまで外国語学習は必要になるのではないか。これは海外の方と共同研究を行うときに思うことです。政治家の例で有名なのはキング牧師のスピーチ、ケネディ大統領のスピーチなど、人が発する言葉が人々に影響を与える。AIがこれに取って代われるのか。

この内容についてそれなりに考えたのですが、未来のことを想像するのはなかなか難しいので、書き始めてからしばらく放置したり、少し書いたりが続きました。ですが、どうすべきなのか強い興味を持っています。あくまでもこれは現時点での考えです。他の方の意見も聞いてみたいものです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?