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職場での女性に対するセクハラは皆が思うより身近で頻繁にある
私が日本の労働環境におけるセクハラについて話した時、似たような経験をしていたと友達も話してくれることが最近増えた。
1人や2人じゃなくて、片手じゃ数えきれないくらい。
大体がパワハラに基づくセクハラで、仕事には関係がないのに性的な言動を浴びせられたり、恋愛の話を聞かれたり、なんだか違和感を感じる触られ方をしたり。
日本で働いたことがあるなら、大体の人が経験したことがあるんじゃないかというくらい私の周りでも多くて、上の世代が経験していた古く悪しき文化だと思っていたものがまだ根強く身近に残っていて驚いた。
日本の労働環境が酷いことは就職する前から嫌というほど理解していたが、実際本当に体感したり周りの人が被害にあっていることを思うと、想像していたよりも遥かにきつかった。
それと同時に怒りも湧いた。
それは今もまだ冷めない。
冷めさせてはいけないと思う。
何かに対して怒りを向けるということは非常にエネルギーを必要とすることで、だからこそ、いっそのこと我慢して気にしないフリをしていた方がずっと楽なのはわかっている。
でも社会に対する怒りはどこかで声として上げ続けていかないと状況は何も変わらないと思うし、同じく嫌な思いをする人が増えてしまうと思うと堪らない。
だからこうやって発信することに意味があると信じて、少しずつ社会は変えていけるんだと、私たちが変えていくんだと信じて、活動を続けていこうと思う。
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