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日本の女性の貧困について考える

最近読んだ本。

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風俗業界で働く女性たちと貧困の強い結びつき。

普通に真面目に働いても生きていけない女性向けの非正規雇用と低賃金。
現法律と政策が導く女性と若者の労働搾取。

ああ、やっぱり日本はおかしい方向に行っているんだなということがよくわかる本。

貧困やシングルマザー、風俗業界で働く女性は、自己責任論で済まされてしまうことが多いけど、実際は社会の法律や制度が原因でその状況に陥っているということ。

女性や若者を奴隷として搾取しながら、中年男性がすべてにおいて恩恵を受ける社会が作り上げられていること。

家父長制度が女性に対する暴力や貧困を増長させていること。

現状況は明らかにおかしく、悪化しており、原因は日本の法律と社会政策、制度にあると作者は断言している。

しかしながら近年の政権では問題解決の方向に進むことは絶望的であるということも言及している。

この国はどうなってしまうのか。

もう手遅れのところまで来てしまってる。

この本を読んで、女性として私もいつ最貧困に陥るかわからないという危機感を覚えた。

女性にとって貧困は本当に身近にある。


*この記事は、2020年9月にインスタグラムに投稿した内容です。

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