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青色マジック 日常の中の非日常

私は青が好きだ。

黒みがかった群青色も、透明感のある水色も、緑色の混ざったnote のイメージカラーも全部好き。

「青」と聞いて浮かぶのは「心を落ち着かせる、冷静さ、誠実さ」などを連想させる。

誰に教えられたわけでもないのに、自分達の中で色のイメージが刷り込まれているのは不思議で興味がわく。


なぜこんなにも青色は私を魅了するのか?

それは自然を連想させる代表的な色なのに、自然界に存在することのない非日常的な色という相反する関係性があるからだろう。

空や海、水を表現するとき自分達は青色で表しがちになる。でも、青いバラは人工的に作られたものだし、虹が出るときも青色はない。自然界で青色を生み出すには赤と緑の光が必要になる。

心がモヤモヤするときに、海や川を眺めに行って気分転換しにいくことがある。特に透明度の高い湖や、水族館にあるイルカの地下水槽、トンネル空間は半日くらいいても飽きないくらい無になれる。

心の整理やリラックスしたい時に、自然のある土地に行く人もいれば一人旅や海外放浪、大声で歌うなど非日常を求める人もいる。

この行動心理からも、青色は両方の性質を兼ね揃えた奇跡のリラクゼーションカラーだと思う。色彩の科学に感謝。

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