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最上級のカシミヤニットがなぜこの価格?「KANSANKI」に込められたブランドの想い

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普段使いの衣類こそ、上質なものを使う。そうすることで、日々の暮らしはもっと豊かになるはず。

「上質を日常にまとう」をコンセプトにした大阪のアパレルブランド『Traduire(トラデュイール)』を運営する『エイチ・ディ ベースモード』からメンズブランド『KANSANKI(カンサンキ)』がデビュー。

第1弾としてメンズカシミヤセーター全4型6色の先行発売が、Makuakeにてスタートしました。

応援購入額はすでに490万円を超える大ヒット。今回はブランド誕生のストーリーをご紹介します。

閑散期を有効活用する「KANSANKI」

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株式会社エイチ・ディ ベースモードは2014年4月に創業しました。
代表の横山は、もともと百貨店の婦人服売り場を担当していましたが、当時の会長に「これからは自分でものをつくって、自分で売る時代だ」と教わります。

それからは百貨店時代の経験を活かして「上質を日常にまとう」というコンセプトのもと、大阪でも代表的な百貨店、うめだ阪急の中で『Traduire(トラデュイール)』という直営店を出すまでに至りました。

質の良いものを皆様にお届けしたいという想いは、それだけでは終わりません。

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『Traduire(トラデュイール)』ブランドの素材と生産背景を活かすことに加えて、生産工場への発注数の少なくなる“閑散期”をあえて利用して生産コストを削減し、質の良いものを更にお手頃な価格でお届けするというコンセプト、その名も「KANSANKI」というブランドを新たにスタートしたのです。

縫い目がないから着心地もいい

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「KANSANKI」のカシミヤセーターは、 細部の仕様にこだわっています。 シンプルな商品だからこそ、 丁寧な編み立てを行い、 シルエットを乱しません。 

細やかなこだわりの中で、 もっとも特徴的なのがタートルネックの首元のつなぎ方です。 手作業でセーターの継ぎ目をひと目ひと目フラットに編み込んでいます。 手間はかかりますが、 その分見た目が良くなり、 伸縮性もアップし、 着心地も向上します。

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KANSANKIメンズカシミヤセーターは、全4種類。Vネックプルオーバー・クルーネックプルオーバー・タートルネックプルオーバー・Vネックカーディガン。カラーはブラック・ネイビー・グレー・ホワイト・レッド・スモーキーブルーの全6色。どれも1万円ちょっとで買えるというから驚きです。

上質なものをもっと日常使いできる価格で

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「KANSANKI」のセーターは、 ウールなどを一切使用しておらず、 カシミヤのみを100%使用。 カシミヤの6段階ランク中、 希少な特級・1級の上質な原毛を使用。 上質なカシミヤならではのとろけるように柔らかい手触りを実現しています。

上質なものを使えば原価がかかり、値段は上がる。しかしどうにか低価格でお届けできないものか……。

その問題を解決したのが「閑散期」です。

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業界の事を知り尽くした横山だからこそのアイディアでした。全ての商品の生産工場には「閑散期」があります。服は季節ものも多くあり、工場の閑散期を使えば安く仕上がるのです。

中国の工場では、秋冬の納品が終わった国慶節後は、カシミヤセーターの閑散期です。

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この閑散期を活用することで、上質な素材だけを使ったカシミヤ100%のセーターを低コストで製造することができました。12月中旬のお届けとなりますが、発送時期以降の寒さが本格化する時期に実力を発揮するセーターです。

これからは「KANSANKI」をシリーズ化し、他の素材でも本当に良いものを日常で使う喜びを伝え続けていきたいと思っています。

ほんの少しの素材の差。

縫製にかけるひと手間の差で、過ごす時間の質に大きな差が生まれることを私たちは知っています。

私たちは服を着るその先にある日常をより楽しみ、より愛せるような服をつくり続けていきます。

2020年9月27日までMakuakeにて先行発売を実施中。 リターンのお届けは2020年12月末を予定しております。




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