大学発のベンチャーが生んだ”持続する”無害な抗ウイルス剤「ウイルスボマー for マスク」プロフェッショナルと人をつなぐモノづくりとは
「プロフェッショナルを繋げるプロダクト」を企画、開発するワンデザインズから、マスクやスマホなど身近なものにシュッと一吹きで「持続」する抗菌、抗ウイルス性能をプラスできる「ウイルスボマー for マスク」が誕生しました。
特許取得の人体に無害な成分を使用
「ウイルスボマー for マスク」は抗菌、抗ウイルス効果が持続することが大きな特徴のひとつ。手などの肌の上では約6時間、テーブルやドアノブなど無機質な表面では1週間から10日程度の効果の持続が認められています。主成分であるアクリル系ナノポリマーは、抗ウイルス効果は国内の大学研究により開発、国際特許を取得し効果が認められているものです。
大学発のベンチャーと老舗木材店をつなぐモノづくり
ワンデザインは新発明や新技術を発掘し、人々の暮らしへ届けることを使命としてモノづくりを行っています。ただ製品化するだけではなく“人をつなぐ”ことを大切にしています。新技術を暮らしに必要とされる人へ届ける。
そのため今回の「ウイルスボマー for マスク」もマスクはもちろん、スマホやカバン、ドアノブといった身近なものに使いやすいよう開発されました。
今回のモノづくりの主役ともいえるプロフェッショナルは、横浜市立大学発のベンチャー企業「ナノカム」と兵庫県の老舗木材店「正垣木材」。
医学の研究者から生まれた新技術
横浜市立大学から生まれたベンチャー企業のナノカム社。もともと医学の研究をしていた研究者が、手術用の「アクリル系縫合接着剤」の周りにはウイルスや細菌が決定的に少ないことに気がついたことがきっかけ。この主成分であるアクリル系ナノポリマーに抗菌、抗ウイルス効果があることをつきとめ、国際特許を取得するに至ったのです。
生物共生の明るい未来を目指して、人も環境も傷つけない技術の開発をモットーに活動しています。
開発者:右 城武昇一博士
ナノカム社が開発したナノポリマーにはウイルスにピタッと接着、表面の構造を変化させ、体への取り込みを邪魔する性質が認められているのです。一方細菌は、これをエサと勘違いし自ら吸収。細菌が取り込むと破裂するように崩壊することが研究により確認されています。
この物質がマスクなどの表面に留まることで雑菌、ウイルスを待ち受け、体への侵入を防ぐことができるのです。
(出典:株式会社ナノカム http://www.nanocame.jp/technology/index.html)
アルコールフリーなので手への刺激も少ないのが嬉しいところ。アルコールに敏感な方でもお使いいただけます。
ナノポリマーは超微細な物質なので、サッと手を洗う程度であれば落ちてしまうこともありません。
今回「ウイルスボマー for マスク」には、国産ヒノキ精油を後入れ用にお付けしています。仕事の合間に、シュッとするだけで、爽やかな香りが頭をリフレッシュ。持ち歩き用のアトマイザーもお付けしています。
このヒノキオイルは兵庫県北部、但馬地方にある創業69年の「正垣木材株式会社」でつくられています。
この地域には元々鉱山があり、高度経済成長期には採掘が盛んに行われていました。鉱物はトロッコ列車で運ばれていましたが、このレールの枕木を作っていたのが正垣木材のスタート。鉱山の閉山による事業転換や、家の材料としては使えない曲がった木材を活用するため、現在ではバイオマス発電用の木材ペレットや、国産家電の輸出のための精密なパレット製造なども手掛けています。
「もっと木材を有効活用できないか」と考えた三代目の現代表。ヒノキを使ったバイオマス発電には、香り成分である「オイル」が必要ないことに着目しました。ヒノキの最大の特徴ともいえるこの香りを無駄にするのはもったいないと、精油するための機械を調達。ヒノキオイルの生産に乗り出したのです。
このように正垣木材では、木材を余すところなくフル活用するものづくりに取り組んでいるのです。
このヒノキオイルは1日1回、200kgから2kgほどしか取れないという貴重なもの。精油の抽出も正垣木材の自社工場で職人さんが丁寧に行っています。
世の中にはこうした「実はすごいこと」がたくさん隠れているのです。ワンデザインズではそうしたすごいことを見つけ出し、組み合わせる、そして世の中にひろめていく製品づくりにこれからも取り組んでいきます。
シュッとガード。”持続する”無害な抗ウイルス剤「ウイルスボマーfor マスク」は2020年5月8日までMakuakeにて先行発売を実施中。リターンのお届けは5月末を予定しております。
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