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[4/17OPEN後記] クラフトコーラバー at KiKi北千住

クラフトコーラを日常の佇まいにする実験的活動体・”クラフトコーラアワー”。

活動における中枢の1つ、”クラフトコーラバー”の初回を終えました。
(KiKi北千住の詳細やクラフトコーラバーの意図は別noteで紹介👇)

記念すべき初回に、どんな”クラフトコーラアワー”を生めたのか、さっそく振り返ります。

1.お品書きのテーマは、”ちょっぴり高揚、しっぽり浸れる”

コンセプトを振り返ると、こちら。

「町の裏路地にある、築90年の古民家の風情の中で。晩酌のごとく、しっぽり浸れるように。でも、ちょっぴり高揚する刺激も」

町の喧噪から離れた、夜の小空間。わざわざ足を運ぶ場所だからこそ、気持ちよく、でも刺激ある体験をしてほしい。そんな文脈から「夜に似合う」「浸れる」「希少」「喫する」といった着想を得て、お品書きに落とし込みました。

-メニュー
”One glass” /700円

気になる銘柄と飲み方を、たっぷり1杯で
[ストレート(炭酸割)/クラフトコーラのお茶ラテ/クラフトコーラのラッシー]


”Course” /1500円
あらゆる割り方をもとに、クラフトコーラをコースで
[01.お湯割り → 02.お茶ラテ or ラッシー → 03.ストレート]


-銘柄
 ”TÉTOTARŌ COLA”
 ”ぎふコーラ”
 ”NARA COLA”

2.可能性を教えてくれた、お客さんの反応

僕の目線からも感じれたことは色々ありますが、来て頂いたお客さんの反応がとても素敵で

「こうしたらいいんじゃないか」と落とし込んだクラフトコーラバーやお品書きに魅力を感じてもらえただけではなく、僕が語る以上に素敵な表現をたくさんしてもらえました。

”夜のとまり木”。クラフトコーラの美味しさ、面白さをただ伝えたいと開いたこの場が、アルコールもコーヒーも嗜まない方にとって憩いの場と思ってもらえたなんて。僕自身もお酒が飲めないので、そういう存在になれることは、とても嬉しいです。

”お湯割り”は試したことない方が多い印象。美味しいんですよね、ほっとするし、香り高いし。この夜は、特にお湯割りをするにあたり推奨の銘柄で、お出ししました。

そして、自信作のラッシーおかわりも出たほど、好んでもらえたようで、とっても嬉しい。銘柄ごとの特徴もしっかり出るし、牛乳×ヨーグルトの重力が満足感を生み出すし、甘さもあるし...。数ある割り方の中で、一番好みかもしれない。

おかわりした方々からは、「久しぶりに脳内に電撃が走るような美味しいを体感した」との言葉をもらえました。

納得いく配分と淹れる工程を踏んで仕上げているので、ぜひクラフトコーラのラッシーを飲みに来て頂きたいです。

旅行している感覚」って言葉も、心を打たれます。郷土性を楽しめる銘柄も多いし、異国情緒溢るるスパイスの世界がそこにあるし、味わいや香りで気分が良くなるし...。

色々な意味で気軽に”トリップできる”と思っているので、それを体感してもらえたことが、非常に嬉しいです。

....と、こんな感じで、悠々自適に、でも刺激的に楽しんでもらえたみたいで、クラフトコーラ行商/マイスター冥利に尽きます。

回ごとに、出す銘柄や割り方、お品書きをマイナーチェンジしてゆくので、初めましての方にとっても、常連さんにとっても、いいクラフトコーラアワーになるように精進していきます。


5月は22日、6月は26日(いずれも土曜日)に開く予定です。
5月回はすでにご予約をちらほら頂いているので、もし「見に行ってやろうか?」と思ってくださってる方、ぜひぜひ、お越しくださいね。


photo by @kanami_ame



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