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haccobaに通うために浪江に住みたい

「今、浪江で働いてるんだけど。遊びに来ない?」

友人からそんな誘いを受け、何県かもわからぬまま高速バスに乗り込む。
ほう…福島県の海沿いの街なのか。
声をかけてもらわなかったら、きっと一生行くことは無かったであろう町に、こころが躍る土曜の朝。

もくじ


浪江という町

浪江は東日本大震災にて大きな被害を受けた地域。浪江町の21,000人の町民は避難を余儀なくされました。
福島第一原子力発電所から浪江町までの距離は、最も近いところで約4キロ。復興した街といえ、我々には想像もできない、今も残る災害の傷跡があります。
今、ここに大きな研究所を建てようとしているんだとか。
復興で蓄えた農業や医療、研究などの知見を、ここから全国、全世界に発信するんですね。夢がありますね。

浪江町HPより一部引用
https://www.town.namie.fukushima.jp/site/understand-namie/namie-factsheet.html

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浪江の駅。平屋で趣がある
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あまり高い建物はない
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緑がいっぱいで、廃墟もまだポツポツ。

haccobaにてペアリング

私の友人の住む街から電車で一駅。haccobaが突然現れます。
周囲にもいくつかおしゃれなお店があって、少し時間をつぶすのにちょうどいい。
日本酒とビールが好きな私にとって、「ホップを使ったビール」というのは
本当に魅力的で楽しみです。

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歩いていると突然でてくる。
民家に紛れていて、一度通り過ぎてしまった。
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ご飯の前にラインナップの確認。
大切な"市場調査"である。
うそ。買いたいだけ。

お店では、予約をすればお酒を飲みながらのコース晩ごはんを楽しめる。
お硬すぎるわけではなく、しかしそれでいて非日常な料理が本当に素晴らしい。
全種類のお酒を飲んでやる、と意気込む。

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最初にでてきたポタージュ。
飛ばすぜ日本酒!という意気込み。

どの種類も、シュワシュワしていたりフルーティで、軽い飲み口。
日本酒とビールとワインの間のような、何にも例えがたいお酒です。

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ペアリングに適したご飯が出てくる
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タンクを見ながらの飲酒
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東京では考えられない時間の終電。
心なしか星が綺麗(映ってない)

結局全種類は飲めませんでした。えーん。
それほどまでに豊富なラインナップでした。リベンジの日は近い。

最近飲んだhaccoba

現地で買った、パイナップルをベースにしたお酒「Tepache」。
クラフトサケは日本酒がベース。という事前情報をぶっ飛ばすように、ビールと同じく王冠で栓がされています。初めて見たぜ…

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ラベルもパイナップルっぽい

パイナップルの風味も勿論ながら、マンゴーのような、普段日本酒からはしないようなお味も感じられます。例えるならまさにトロピカルジュース🍍
シュワッと感だったり軽さだったり、haccoba のお酒の魅力は唯一無二ですね。
冷やしてチーズと楽しみました!

行くのは結構大変ですが、ネットショップもあるので皆さん是非ゲットしてください!


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