思い出したい理科07『お花の呼吸、その一回一回』


↑前回のおはなし。今日のおはなしがもっと簡単になるので、復習はこちらからぜひ。


② 植物の呼吸

 やっぱり、動物と同じように植物も生きていくためにエネルギーは必要。そのエネルギーは、動植物だけではなくどの生き物も『呼吸』によって得ています。
 呼吸というと、酸素を吸って二酸化炭素を吐くあれを連想する人も多いかと思います。これは、外呼吸あるいはガス交換と呼ばれるもの。しかし、外呼吸では、『エネルギーを手に入れること』はできません。
植物ならではの呼吸とは、実際にエネルギーが取り出される、細胞の呼吸(またの名を内呼吸)のことなのです。短いですが面白いはず、ぜひお付き合いください。


~細胞の呼吸とは~

 肺と気管ですーはーすーはー……ではない、細胞の呼吸では、複雑な反応過程によってブドウ糖などのエネルギーが出来ます。肺もエラもないけれど、草花だって一日中呼吸しているんですね。

 冒頭でちらっと言った、酸素と二酸化炭素の出入り(すなわちガス交換)は、植物では気孔などを通して行っています。

 やっぱり短いのですが、キリがいいので本日はここまでとさせてください。ありがとうございました。


[今日のおはなし]

魚のエラって(急に植物から魚の話)、漢字では『鰓』って書くんですか。そうですか。なんか奥深いですね、『息』という概念の中に、『思う』という字が入っているとは。

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