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【すごい・えらいは危険⁉】注意したいお子さんへの3つのほめ方

お子さんにとって、「褒めのは良いこと」という言葉は、子育てをしているお父さん・お母さんでしたら、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

最近は本屋さんのいたる所に「上手なほめ方」についての書籍が並んでいて、子育てでは、褒める事が何でもかんでも良いことなんだという風習がありますが、実は、そんな万能そうな「褒める」行為にも注意した方がよい褒め方・褒め言葉があるんです💦

そこで今回の記事では、以下の2つのポイントについてまとめてみました。

①:注意したい子どものほめ方について3つのパターン
②:それに代わるお子さんに伝えたいほめ方3パターンを紹介します。

記事を読んだ直後から簡単で、今すぐできる、「すごい」「えらい」を逆にお子さんの成長をうながす、魔法の褒め言葉に変えるような伝え方が分かるようになりますので、是非最後まで読んでいただけると嬉しいです。

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🌟簡単な自己紹介🌟
🍀臨床心理士・公認心理師の朝日です。
🍀子育て中のお父さん・お母さんを心から尊敬しています。
🍀子育て支援&発達障害支援を10年間、毎年1500件以上対応してます。
🍀医療機関&療育施設で働いています。
🍀2人の子を毎日マインドフルネスに子育てしてます。
🍀専門家の視点から、少しでもお役に立てる&子育てが楽になる情報の発信を心がけています。

注意したい3つの褒め方

🌟①すごい・えらい とだけほめる🌟

🍀何についてほめられているのか分からない

例えば、初めてスプーンやハシを使って食事が食べれるようになった時、ただ「すごいじゃん!えらいね!」だけだとどうでしょうか?お子さんすると、褒めてくれているけど、自分の何が良かったんだろうと今いちピンときません😩

🍀良い行動が具体的に分からず、繰り返しにならない

お子さんは何がすごいのか分からないので、毎回の積み重ねになりにくいです。結果、どれだけ沢山褒めても、お父さん・お母さんの望ましい行動が増えず、大人の褒める意欲が低下してしまいやすいです😩

🍀自分がすごい存在なんだと思い込みやすい

何がすごいのか分からないけど、とにかく“すごい”“えらい”と言ってもらえると、「自分はすごい存在なんだ!偉いんだ!」と、思い込んでしまう可能性があります。そうなると人に協力するのが嫌になったり、周りの人に冷たくしたり、好きな事しかやらなかったりとお父さん・お母さんの思いとは逆の方向に育っていってしまうんです😩

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