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新任時代の悩みつれづれ2

今回も新任時代の悩みつれづれ話から始まり、
教員の研修事情などお話しています。
特に初任者の先生方が安心して「日々成長」していけるようなシステム作りはどうあるべきなのかについて話しています。

都立時代は
初任者研修」や「希望者研修」など教育委員会が主催して情報を提供してくれる機会がありました。
しかしながら、これらの研修で受動的に話を聞いているだけで授業力が完成されるほど簡単な世界ではありません。

学校内で定期的に研究授業を行う研修もありがたい機会でした。
1~3年目は年に3回が義務でしたが、
多くの教科内外の先輩教員が観てくれてフィードバックをくれる機会であったので、
やるたびに新たな課題の発見があり勉強になった記憶があります。

経験年次が深まっていくと、
授業方法や教材を考案する「教育研究員」や
年間通して授業案の作成と授業実践を繰り返しながら、指導教員に指導を受け続ける「教師道場」、
一定期間海外の大学で学ぶ「海外派遣研修」などの制度があり、
一層専門性を磨く機会が設定してありました。

その中で今思い返すと、
初任校時代に1番自分を高めてくれたのは
面倒見の良すぎる厳しくも愛情深い先生方による継続的指導でした。
同教科・同学年の先輩方が授業を見に来てくれてアドバイスをくれたり、
課題があるときに相談に乗ってくれたりしたことは、
初任者で体系的な指導法も持たず、先行きが見えない中で指導をする自分を
力強く支えてくれました。

しかしながら、
これらの指導はありがたいですが、どの学校でもまんべんなく行われているとは言えず、単に自分が職場に恵まれたという側面が強いのも事実です。
まだまだ「見て学べ」のすし職人的ワールドは根強いです。

そこで、当ラジオ内では、
NextTeachers栗田さんと僕は、「システム化していくこと」や「職場で成長するための心づもり」について話しています。

ぜひお聞きください!

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