わたしはいつまで海外生活を送るのだろうか
ごきげんよう、こずーんです。
さて、タイトル画像にもありますようにイギリス生活が4年目に突入しましたー!わーい!
1回目のイギリス生活はワーホリ(YMS)ビザで、2018年3月〜2020年3月の丸2年。
2回目は就労ビザで2023年3月からはじまって、丸1年が経過した次第です。
間でマルタを約2年挟んでいるので、海外生活は6年目に突入!
まだまだペーペーって気分もありつつ、意外と長く海外にいるなって気持ちもある。
この1年は、心身ともに健康に過ごせてよかった…!
というのも、フルタイムで週5日働きながらロンドンで暮らすのははじめてだったので、
天気の悪さや(冬の日照時間の短さ)、観光に毛が生えたような日々のワーホリ時代とのギャップに心が挫けるんじゃないかとヒヤヒヤしてたんだよー。
ワーホリ滞在時は「わー!ほんとに冬暗ーい!」と、悪天候にすら喜んじゃうような純朴ひよっこだったからね。
これから先も気は抜けないけど、サマータイムが目前に迫ってきているのでとりあえず2回目のイギリス生活、最初の冬は乗り切ったってことにしておきましょう。
そしてこの1年が、海外生活で一番心が揺らいだ時期だったなぁ。
理由は割と明確かつ、海外移住者あるある?で、
・恋人や家族がいるわけではないから留まる理由はない
・ロンドンでしか出来ない仕事、やりたいことがあるわけじゃない
・家賃からなにからなにまで、物価が高い割にクオリティが低い
・↑なのでフラットシェアで暮らしてるんだけど、これがとっってもストレス
・日本が嫌いで海外に出てきたわけじゃない(民族性とか働き方にそこまで嫌悪感抱いてない)
・海外で骨を埋めたいとは思っていない(医療のこととか、暮らしやすさを考えると圧倒的に日本がいい)
・家が欲しい!ロンドンじゃ無理に等しいので、買うなら日本だろうなぁ
・↑住宅ローンとか考えたら1日でも早く日本に帰った方がいいに決まってる
・友達に会えないことももちろん、姪っ子の成長を近くで見られないことが寂しい
ってことで、
「わたしがロンドンにいる意味ってなに?」
「日本にいた方がハッピーな生活が送れるかも?」
ってなってしまったんですねぇ。
夢も野望も強い意志も持たずに、ノリと勢いだけで海外移住をした独身に訪れがちな気持ち。
初めて海外で暮らし始めた時は、家を借りること・仕事をすること・節約術を探すこと、などなど
もうとにかく全てが新鮮で、そのワクワクだけで大満足だったわけで。
そのワクワクもさすがに数年経てば多少は慣れてしまうもの。
慣れたからこそ、日常にゆとりが出てきて、つい「ロンドンにいる意味」を求めてしまって、答えが出なくて、もやもやしてしまったのです。
それに、嬉しいことに今回の滞在は期間が限られたものではないので「ここで暮らし続けていく」ってなると
生活のクオリティとか将来はどうしていくんだろうってことを考えてしまって、もやもや。
この1年そんなもやもやを何回か繰り返していて、今も絶賛もやもや期。
知恵袋系サイトなんかでいろんな人の意見や思いを読み漁っちゃう笑。
じゃあ逆になんでロンドンにいるかを考えてみようと。
・基本的にはイギリス(ロンドン)が好き
・ヨーロッパ旅行の拠点にするのはベスト
・自力でイギリスに戻ってこられたことは目標だったし嬉しい
・↑わたしのスキルでイギリス就労ビザを手にできたことはとにかくラッキー
・↑でもいつクビになるかわかんないからやれるとこまでやってみたい
・今の仕事が楽すぎて辞めるのは惜しい
・総合的に見て、海外生活が人生の貴重な経験になる気がしてる
・自分も親も健康でいられるうちは、自由に行動していたい
・結婚も出産もしてないから海外くらい挟んでおかないと生活に変化がなくてつまんない
・日本に帰ろうと思ったらいつでも帰れるんだから、やれるとこまでやってみようかな
わたしがどんだけラッキーかってのと、クビトラウマについてをつらつらと書き連ねたいところですが、割愛。
でもこの「せっかくビザ手にしたのに」っていう貧乏性な気持ちが判断の邪魔をしているっちゃしている説もある。
と、いろーーーんなことを天秤にのせてみた結果、「今」はまだイギリスにいたい気持ちが勝ち。
ロンドンにいる理由で何度か出てきてる「やれるところ」ってのがなんなのかはっきりわかんないけど、ここに辿り着いたら本帰国を決心するのだと思う。
もしくは、「日本の快適さ」が恋しくなりすぎたらかな。
もう10歳若かったら、やれてたのにーとか我慢できただろうなーってことが増えてきてる今日この頃。
30歳超えてから海外に来ているので、生活水準とか友達、思い出、趣味嗜好みたいなものは断然日本で作り上げられていて、つい求めちゃう。
給料あがって生活環境がよくなったり、ロンドンにもっと友達作ったりして、日本で暮らしてた時に近づけていければ変わっていくと信じたい。
でもまぁ、明日クビになってビザが切れて本帰国するかもしれないし、
明日運命の人に出会って、それがロンドンに残る理由になるかもしれないし。
また都度都度、天秤にのせて考えます。
こんなんどこでどんな状況で暮らしてたって天秤にかけていくシンプルな話なんだけどねぇ。
でも完全に納得して決心したり、行動に移すことが難しかったりするから人の気持ちって厄介だねぇ。
今はまだロンドンにいるって決めた以上は、前向きな気持ちでいたい。
ってことでこの節目に今は当たり前になってしまっているような、最初に感じたワクワクや、積み重ねてきた小さな成功体験を思い出して、もやもやを吹き飛ばそう!
「初心忘れべからず」ってやつですね。先人が言うことってだいたい正しい。
他にも英語力だったり、面倒くさがらずに行動していくことだったり、ロンドンに根差してお客さん気分を払拭することだったり、目標はいくつもある。
全部一気にできるパワフルな人間ではないので少しずつね。
そんなこんなで、2024年もロンドンでひとりぼっちで生きていきます!
(と決めたものの、「わたしはいつまで海外生活を送るのだろうか」って疑問はいつも頭のどっかには居座り続けるんだろうなぁぁ笑。)
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