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デイサービスの高齢者スタッフ

cafe COUCOU(くくぅ)として
デイサービスのごはんを担当しています。

デイサービス moi 坂戸市南町6−1

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当店は「極上の家庭料理」をテーマにしていて
カフェはカフェなりのお料理を提供していますが
デイサービスでは、それより更に家庭寄り。

メインのお料理だけスタッフが作り
副菜やお味噌汁などは利用者様が主役となって
みんなで作り上げる形をとっています。

利用者様の体調や
その日にやりたいことに変化があるので
メンバーは決めていませんが
オープンして4ヶ月を過ぎて
なんとなくチームっぽくなってきたなと
微笑ましく感じています。

調理スタッフはどんなひと?

日替わりの献立ですが
現在、食数が15食〜20食程度なので
毎日1名のスタッフが入っています。

キャリアはいろいろで
パン教室の先生もいるし
カフェやハンバーガー店など
飲食業でずっと仕事してきたひとや
介護福祉士や管理栄養士の有資格者など。

そして
高齢者施設とダブルワークしているのが
68歳のスタッフひろこさんです。

ひろこさんのステージアップ

ひろこさんは今まで
誰かの「お手伝い」として入っていました。
食数の多い日は事前に連絡して
「都合が良ければ来てください」「OKです」
という感じで来てもらっていました。

近所に住んでいるので自転車で来てくれて
チャキチャキと片付けなどをしてくれますが
履歴書には調理師や製菓に関する資格がズラリ。
お若い時から調理の仕事をしてきたので
その腕はバッチリ保証付きなのです。

ということで、土曜の固定スタッフとして
今までの「お手伝い」の役割から
メインに昇格してもらいました。

え〜💦わたしで大丈夫かしらぁ💦

と言うので側で見てますが
一度もヘルプを求めてきません(笑

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今日は高齢者用?のスマホを使って
LINE WORKSも登録しました。

便利なものをたくさん使って
みんなを頼りながら楽しんでもらえたら
わたしのお仕事はほぼ完了です。

やることがある、ということ

体力を失い、気力も落ちてくると
何をするにも「危ない」と取り上げられます。
それは優しさからくる配慮であるからこそ
高齢者ご本人も受け入れざるを得ません。

ですがほんのちょっとでも
できる可能性があるのなら
お願いしてみることで役割が生まれ
そのちいさな役割が大きな励みになり
生きるチカラになるんだなと
介護のことを全くわからないわたしは
呑気にほわんと思ったりしています。

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熟練のお母さまたち。
頼りにしておりますので
今後ともよろしくお願いします。

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