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突然ですが#文学フリマ東京38 に出店します!
5月も始まってもうすぐ二週間。
2024年度を一カ月過ぎた頃。
私は就職した会社を退社した。
いろんな問題があって辞める決断をして、もう一週間。
自由になった。
だから、文学フリマに出たい!
と呟いたら、フォロワーさんが声をかけてくれた。
なので!
文学フリマ東京38に出店いたします!
🕙5/19(日) 12:00〜17:00開催
📍東京流通センター 第一展示場・第二展示場
📘文学フリマとは?→https://bunfree.net/attend/
📕イベント詳細→https://bunfree.net/event/tokyo38/
🎫チケット→https://bunfree.net/event/tokyo38/tokyo38_admission/
Webカタログ
![](https://assets.st-note.com/img/1715423381119-iM3AU2Yv6J.png?width=1200)
お誘いくださったのは、
エッセイアンソロジーなどをメインに活動しているエイドリアンさん。
お優しく、すぐにブースを間借りさせていただけることになりました。
ご本人様は、不在ですので、私が売り子兼曲がりをさせていただきます。
その結果、いつもは【詩歌・短歌】での出店になっていましたが
今回は【ノンフィクション】エリアでの出店になります。
それがいい刺激になりそうで、
もともとは新刊は作らず、今までの本を色々と置いて販売しようと思ってました……
が!いやいや!ノンフィクションだろ?!
持っていこうと思っている作品、ほとんど創作物だ!
そんなんじゃあ、ノンフィクションの空間にいてはいけないだろう?!
ということで、
今必死に新刊の『生まれ落ちた人たちの生活史短歌』をせっせと製作しているところです。
製本所に出すにはちょっと時間が足りない。
そして、お金が足りない。
だって、給料が6月の真ん中まで出ないから。
やめてもなお、給料は出ないし、
そもそも出勤してた頃の交通費もまだもらえてないので、
私は、三万円払って労働をさせてもらっていた、というような状況なのです。
高価で精神をぶち壊すキッザニアです。
なので、今、私はお金がない状態で文フリに挑もうとしているのです。
そのため、できる限り安価に自分の力で本を作るしかない。
でも、たくさんの人に手に取っていただくためには
少しでもいいものを作り出さなければならない。
紙を買い、インクが切れて作業ができなくなり、インクを買い、
紙が分厚くてホッチキスで止められないという問題が起き、
「あ、じゃあ、糸綴じするしかないか!」と閃き、
膨大な作業量にドキドキする、
という流れをほぼ1日で試行しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1715424887755-EozTGfBvJl.png?width=1200)
この本は、卒業制作で作った作品です。
大阪芸術大学文芸学科で研究室賞をいただきました。
性別も環境も病気もさまざまな四人にインタビューを行い、
その人たち一人一人の人生に短歌をつけたものになっています。
今回は、特別版ということで、私、小柳とかげのインタビューも加えて製本しております。
(今までに生活史短歌を買ったことある方は500円引きで販売します!)
なので、これは私の作品の中で最も『ノンフィクション』です。
そして、『他称「コロナ世代」』は歌集です。
コロナと同時に大学に入学した私の毎日を表現した、
苦しくて、ウザくて、痛くて、悲しい歌集だと思います。
こちらは破れかぶれを表現するために一つ一つ、落書きやダメージ加工をおこなっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1715425663226-tP26zSec48.jpg?width=1200)
なので、一冊ずつ個体差があります。
その痛みを感じていただければ、嬉しい限りです。
今回の文学フリマ東京から、入場料が1000円かかります。
ですので、先に購入しておく方が良いとのことです。
私も全然わかっていないのですが、説明あげてくださってるかたもたくさんいるので、調べてみてください。
正直、千円払った後に本を買うというのは、結構ハードルが上がると思ってます。
千円あれば、二冊ほど本を買うこともできるでしょう。
削られた二冊に自分の本も入ってしまうことだろう。
そう思うと怖いです。
いつもより本が売れないことでしょうから、不安です。
だって、今お金がないから。
交通費だけでも結構かかるから、ちゃんとたくさんの人に本を手に取ってもらえるように頑張らないといけないなって思っています。
不安だ、でも、やりがいのある不安だ!
もう一度、正直な話をすると、
退職にあたって結構なダメージがあり、
「自分って最悪なのでは?」
「私なんか存在しない方がいいのでは?」
「私の言葉がみんなをイラつかせてるって言われたけど、そうなのかも」
とたくさんの毒が渦巻いています。
だからこそ、文学フリマで人に会えるのが本当に嬉しいんです。
私のことを好きだって言ってくれる人が、
会いに来てくれる。
そんな幸せなこと、ないでしょう。
私のことを知らない人が、
なんとなくで私の本を手に取ってくれる。
こんなに幸せなこと、本当にないです。
だからこそ、私はいい本を作って、いい接客をして、
いい関係を作っていきたい。
少しでも、新しい人と出会って、仲良くなって、私を知ってほしい。
そして、私も人をたくさん知りたい。
そう思って活動をしています。
なので、少しでもご興味がある方は文学フリマを体験しに来てください。
きっと、文フリは生きる力になります。
私の生きる力は文フリなのです。
本や言葉は、一人一人の命なんだと思うから、
私はやっぱりそこにいたい。
そこにいられるように。
会いに来ていただけると本当に嬉しいです。
たくさんお話ししましょう!
行くよ〜、等教えていただけると嬉しいです。
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