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本とかの店

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京都で古本とかを売ってます。
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「本とかの店」ご案内

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2023年に買ったレコード

今年買ったレコードの一部を、主に新譜とリイシューを記録しておきます。最初のだけ中古品。 The Time For Peace Is Now Gospel Music About UsこれはSpotifyのディスカバーウィークリーに一曲流れてきて、ネットで探して安かったから購入した。 だいたいこういうの全部好きなんで。 The O'Jays - Super Badこれも一応同じラインになるのかな、ゴスペルではないけど70年代のソウル。 だいたいこういうの全部好きなんで。

蓄音機を買った

長らくSP盤を買っても再生できなかったため、蓄音機を買ってみた。First Grade No.205 とだけ書かれており、メーカーはわからない。 動くかなと思ってハンドルを回してみたが、ちょっとだけ動く。レコードを置いてみると、やはりちょっとだけ動いて止まる。音は出るが、皿が回ってもスピードが出ず、めいっぱいハンドルを回した後でもすぐに止まる。壊れている。 なんとか直らないかと思っていろいろ検索してみた。とりあえず歯車を洗浄してグリスを差してみようと思い、フタを開けること

個人で飲食店の営業許可を取るまで

実地調査が終わり、現在許可証の発行を待っている。飲食店の営業許可は、申請する前はけっこうハードルを感じていた。けれどいざやってみるとあっけなかった。地域によって違うかも知れないが、京都市はそんなに厳しくない。最低限のことしか求められなかった。 一番ハードルが高いのは建物の構造、設備の部分。施設要件を満たしていないと、そもそも申請する意味がない。項目として言われたのは、 調理室と客室を区切るドア 調理室の外に更衣室と清掃用具入れ 客用トイレ、手洗い 給湯器、換気扇、排

Podcast で読書話を配信しています #雑盗 #zattoh

2023年1月23日更新 Podcast『本とかの店 雑談盗み聞き』について、去年の10月頃より本にまつわる配信を開始しました。「本とかの店」のコーノと、ときどき来てくれるポーさんと、本を読んだ感想回、本にまつわる雑多な回を配信しています。 読書回本とかの店にときどき来てもらっているポーさんと、本の感想を言い合う回からこの試みはスタートしました。毎回ネタバレしていますので、本の中身を知りたくない人は読んでから聞いてもらうことをおすすめします。 「ソラリス」を読む。スタニ

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note限定お蔵入り回「ザ・ロード」を読む

購入後に全編(34:28)を視聴することができます。

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バチェラーを素直に楽しめない

最近Podcast「本とかの店 雑談盗み聞き」#雑盗 #zattoh ではバチェラー・ジャパンの最新作、シーズン4の感想を配信しています。 Podcast上では楽しく話していますが、実際のところ僕はこのバチェラーだったり、バチェラー的なるものを、そこまで真正面から楽しめていないんじゃないか?と感じています。バチェラーファン、バチェラー好きの人の話を聞くたびに、自分のバチェラーを観る態度がはっきりしていきます。僕はこの人たちほど、番組に乗れていない。 これまで話題に乗っかる

初めてレコード針を交換しました

最近レコードを再生していると、どうも音が割れるというか、ひずみを感じていた。レコードの表面が汚れているのかと思って磨いたり、針が汚れているのかと思ってクリーナーで掃除してみたが、いまいち改善しない。針圧調整ももう一度やってみた。結果はあまり変わらず。他にできることは、針の交換か、もしくはコード、アンプ、スピーカー周り。それからプレーヤー本体となってくる。この中で一番ありそうだったのが、針の寿命だった。 おととしにレコードプレーヤーを購入して以来、ずっと同じレコード針を使って

パラフィン紙ではダメなのか?

結論としては、ダメなようです。 何がかというと、パラフィン紙で本を包むのはよくないということだそうだ。古本を買うと、ときどき薄く透けた紙のカバーがかかっていることがある。あれがパラフィン紙、またはグラシン紙。昔はよく本のカバーとして使われていた。特性として、紫外線による本の日焼けを防ぐ。多少であれば耐水性もある。傷の防止にもなる。 しかしパラフィン紙もグラシン紙も酸性紙であり、長期的には本を傷めることがわかって、80年代頃からは使われなくなったという。今でも古い本を買うと

コーヒー焙煎という運動

家で飲むコーヒーも店で淹れるコーヒーも、今は自分で煎った豆を使用している。生豆は通販で買った。片手鍋焙煎にも少し慣れてきた。と思ったら、豆を変えると勝手が全然違う。どうせならいろんなコーヒー豆を試してみたいと思ったはいいが、おかげで豆が変わる毎に悪戦苦闘している。硬さ、大きさなどで煎り時間が変わってくる。 それでも1回あたりの焙煎にかかる時間はだいたい15分で、続けて2回やるようにしている。合計30分間、ガスコンロの上で鍋を振り続ける。めっちゃしんどいというわけではないが、

趣味のレコード⑩ Alessandro Alessandroni E Il Suo Complesso

ここでは売り物ではない、自分用に買ったレコードを記録していきます。本とかの店で聴くこともできます。 今回はイタロ・ジャズ。全く知らず、たまにはこういうのもいいだろうと思って買ってみた次第。再販なんだけど珍しいレコードのようで、あまり出回らないそうだ。今回も750部のみだとか。180gの重量盤。最近やっと重量盤の音の良さに気づいて、そればかり気になってきた。 アレッサンドロ・アレッサンドローニという人は、70年代マカロニウエスタンなどの映画音楽を数多く担当していた人のようだ

趣味のレコード⑨ Ustad Abdul Wahid Khan

ここでは売り物ではない、自分用に買ったレコードを記録していきます。本とかの店で聴くこともできます。 再びインドの古典音楽。ウスター(師匠)アブドゥル・ワーヒド・カーンが、シタールのような楽器を演奏しながら歌っている。音楽というよりも、どちらかというとお経とかお祈りに近い。本とかの店ではときどきインドのお香(チャンダン)を炊いており、それにぴったりなインドのレコードを集めている。まさにこういうやつ。 音源は1947年に、ラジオ用にこっそり録られたもの。音がザラザラしている。

Podcastを始めるなら、Anchorが超簡単。収益化も?!

最近ポッドキャスト録音会場と化している、本とかの店です。Podcast『本とかの店 雑談盗み聞き』 #雑盗 #zattoh は、配信アプリのAnchorを利用しています。 Anchorは店に来てくれた人に教えてもらいました。本人もPodcastを配信されている。 PodcastとはまずPodcastとは、簡単に言えば個人でできるネットラジオ配信です。 PodcastのPodとはiPodのこと。iPodで聞くための音声コンテンツとして、iTunes上のサービスで始まりま

本とかの店の本、旅行本

旅行本を集めるのが趣味です。もちろん読みます。店に置いているのは売っています。旅行本を読むのは、もともと旅行が趣味だった名残りです。旅行本を読んでいると旅行気分が高まります。旅行しなくなった今だと、懐かしい気持ちでいっぱいになります。今日は本とかの店に置いている旅行本を、いくつか紹介していきます。 村上春樹の旅行エッセイ 小説家として名の知れた村上春樹ですが、実は旅行エッセイを何冊か書いています。『遠い太鼓』はギリシャ、イタリアに住んでいた頃のエッセイ。『雨天炎天』はギリ