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初めてレコード針を交換しました

最近レコードを再生していると、どうも音が割れるというか、ひずみを感じていた。レコードの表面が汚れているのかと思って磨いたり、針が汚れているのかと思ってクリーナーで掃除してみたが、いまいち改善しない。針圧調整ももう一度やってみた。結果はあまり変わらず。他にできることは、針の交換か、もしくはコード、アンプ、スピーカー周り。それからプレーヤー本体となってくる。この中で一番ありそうだったのが、針の寿命だった。

おととしにレコードプレーヤーを購入して以来、ずっと同じレコード針を使っていた。

約1年半の間、ずっと同じ針を使用していたことになる。レコード針の寿命は一概には言えないものの、150〜200時間が目安だそうだ。300〜500時間とも言われている。

だいたい毎日レコードをかけていたし、一度かけだすと1時間では終わらない。1年半で 365 + 182 = 547日。毎日1時間かけていたとしても547時間、2時間なら1,094時間。実際には休日があり、レコードをかけない日もあった。4時間5時間かけることもざらにあった。要するに、もう交換していい頃だろう。

プレーヤーを買った際には、純正のカートリッジに差し込める代替品の針を購入した。JICOのやつ。今回は思い切って、全く違う針を試してみようと思った。ヘッドシェルのないタイプ、Ortofonのコンコルドを前々から試してみたかった。レコード屋でも、本屋でも、カフェでも、どこへ行ってもみんなコンコルドだった。何が違うのだろう?そんなに人気があるのか?と思っていた。

2018年にリニューアルされたMkⅡの標準モデル、MIXにしました。何がどう変わったのかよくわからないけれど、気になった方はどうぞ本とかの店で試聴してみてください。

(6/2追記)

音のひづみについては、直ったのか直ってないのかわからず、レコードによってはいまだ高音部でビリビリ割れるというか、ひづむ。水準器のアプリでもう一度水平を測り直したり、針圧を少し重くしてみたり、いろいろ試したが同じだった。結局ミキサーをいじっているうちに、なぜか高音部のビリつきはなくなった。

ミキサーの変更点は、Main outをMaxにして、スピーカー側の音量を下げた、それだけ。あとはつまみをいじったり戻したりしたけれど、特に音質に変化はなかった。接触不良なんかはあったかもしれない。レコード針の交換が必要だったのかどうかは不明。

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