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中2息子アメリカ帯同編 #2現地校?日本人学校?家族帯同が決まったらまずすること

さて、お年頃の中2息子は海外帯同の方向で動き始めました。
ここからは大人の出番です。考えなくてはならないのが学校問題。。

英語が決して得意とは言えない息子。日本に残る選択をするかと思われましたが渡米することを決意。いわば家族留学。
こどもの葛藤は下記のブログをご覧ください。

今回は学校探しの方法についてのHow toと我が家のケースです。

ググるよねぇ

タイトルの通りです。
「中学生 留学 メリット」「中学生 留学 アメリカ 体験談」などなど、体験談系をめちゃくちゃ漁りました。
仕事柄、幼少期から海外で育ち大人になって日本に移住する知人も何人かいたのでとにかく聞くことをしました・・だって知らないんですもん。
まずはざっくりとしたイメージを持たないと、着手のしようがありませんでした。

皆声を揃えていうのが
「英語できてなくても、小学生低学年までならなんとかなる!」
「有色人種が多い学区を選ぶ方がいい(BLM/ヘイト問題回避)」
「日本とアメリカの学力差分は違う」
「日本人学校に行けるなら絶対そっち」
・・などなど。
わかっちゃいるけど…我が家は残念ながら日本人学校に通うには4時間ドライブしなければいけない距離のエリアに住まなければならず、現地校一択となりそうです😭

現地校・インターナショナルスクール・日本人学校

国によって異なりますが、大きく分けて家族帯同で子供が海外に行く場合、タイトルの3つの学校に分かれます。

1. 現地校

その名の通り、現地の国民が通う現地の主に公立学校です。
現地の母国語で授業が行われ、必要に応じて言語補習が実施されます。

《メリット》
・学費が比較的安い
・現地のこどもたちと友達になれる

《デメリット》
・居住先の母国語がそれなりにわからないと勉強についていけない
・エリア・国によっては格差やヘイトがある可能性が否定できない
・短期海外生活の場合、帰国した際に日本の教育との格差が生まれる

2. インターナショナルスクール

いわゆる私立校がメインとなる学校です。
基本、母国語で授業が行われますが、学校によって独自性が強い場合があります。

《メリット》
・質の高い教育を受けることができる
・セキュリティ、教師の質が高い傾向にある

《デメリット》
・居住地の近くにない場合がある
・高額な学費であるケースが多い

3. 日本人学校

日本人学校とは、海外に住む日本人の子どもを対象に、国内の小学校、中学校、高校と同等の教育を行う私立学校です。日本の文部科学大臣から認定を受けた学校のため、任期が決まっており、数年で帰国の予定がある場合はこちらを選択するケースが多いと思います。

《メリット》
・日本と同等のカリキュラムであるため、帰国後に学習に馴染みやすい
・基本、日本語での学習のため外国語に慣れていなくても学習できる

《デメリット》
・居住地の近くにない場合がある
・外国語に触れる機会が少ない

我が家は断然、選べるのであれば「日本人学校だー!」と調べていました。
ニューヨーク州。流石にあるでしょう、バス通学の国!!
と調べていたものの、、、いずれの学校もバス通学対象外。
送迎を車でするのにも片道4時間、、、それは非現実的なので「現地校」一択となりました。
正確には、「現地校+日本人補習校」の組み合わせですね。

「海外子女教育振興財団」をチェックすると?!

我が家の場合、帰国子女が周りに複数いたので上記の絞り込みまでザクザク夫婦でして行ったのですが、海外赴任が視野に入ってきたらまずは「公益財団法人 海外子女教団振興財団(JOES)」のセミナーを受講することをお勧めします。ここにググったこともほぼ載ってたー!!

公益法人 海外子女教育振興財団 ウェブサイト(2024年7月時点)

ここに全て必要な情報は載っていました🫠🫠🫠
ブランケットビザを持っているような大手企業は会員になっており、その会社に所属する社員の方は無償で使えるものばかりです。(羨ましい。。)

我が家は、アメリカ本社/日本支社の中小企業なので対象外。
全くこの情報を知らずに、のちにこちらの無料オンラインセミナーに参加した際に上記でご紹介した「学校の違い」から「学齢別のポイント」までこれ欲しかったー!という情報を提供してくれます。

流石に著作権に守られているのでその時に配布されたスライドなどはお見せできませんが、「もしかしたら家族帯同するかも」と可能性が少しでもある方はまずはセミナーにお申し込みされるとしっくりくると思います。
ぜひ、両親揃って聞いてください。気になる観点が異なるはずなので、母親だけ参加とかダメですよー

3. アメリカ現地校のケースの進め方

我が家の場合、「アメリカ ニューヨーク州」の田舎です。
日本人学校に行くことは非現実的。インターも選択外です。
そのため「現地校」一択になりました。

その場合に考えなければならないこととして。

STEP1: 居住地問題

・なるべくアジア人できれば日本人(有色人種/ヘイト問題回避)がいるエリアに居住する
・ESLに力を入れている学区が好ましい

ちなみにニューヨーク州の場合、現地校(公立校)の場合、その学区に入学の申請をするとまずは英語レベルのチェックを行い、適したESLの補習が行われる学校があてがわれるらしいです。 (夫からの情報)

STEP2:学年問題

その上で中2息子は英語がネイティブレベルではありません。どこまでついていけるのかを考えると・・
・学年レベルを落としてゆっくり学習するか

これはJOESのQ&Aで相談しましたが、そもそも日本の学習レベルが高いため、現地でわざわざ学年を下げる必要があるのか・・?という観点も含めて総合的に判断した方が良いそうです。

滞在期間などによって、よしわるしがあるようなのでこちらはJOESの個別カウンセリングでも相談できるということでした。
でも我が家は何年海外に滞在するかもわかりません(遠い目)

STEP3: 日本の学習項目の補習方法

基礎力があって、自分から学習するタイプの子であれば日本で購入した市販ドリルで中学・高校の基礎レベルは補習出来る子もたくさんいらっしゃると思いますが・・・我が家の息子さんは自己学習派ではない😭

そして、現地校で友達ができる可能性も低い(そもそも日本人いない説濃厚)

そのため、日本に帰国するへ高校・大学で編入する際に困らないように補習学校に通うことは必須です。主に週末に開かれることが多いようです。

特に、国語・社会は「日本独自」の項目も多く、意識的に触れなければ日本史や漢詩なんてみやしません(残念)

ただ、まだ居住地が決まっていないのでここは焦らずに情報収集程度にいました。

STEP4:いざという時の奥の手を持っておく

これは大人にとっても、子供にとっても必要な手段だと思っています。
いざという時の奥の手、日本への帰国や日本語学習をする」こと。

現地校に登校したくなくなるかもしれません(私ならそうだよ。。怖い)
だったら、今はオンラインで学習できる学校だってあります。
少しずつ慣れていくだけでもいい。

もしも現地にいることが辛くなったら、帰国し、
頻繁に交流のある親族宅への居候・日本での学習ができる体制も整えておきました。

行ってみて、やってみなければわかりません。。。
特に異国の地。すでに自我がしっかりしている中学生としては今までの母国語が日本語から英語に変わり、環境も変わる。

みんな怖いですし、全てが無知です。(大人も怖いー)

いろんなプランを考えて、どう転んでもリカバリーできるようにしておくようにしました。生きてりゃもういいんです。

と、いうことで今回は「JOESをまずご確認ください」のような回でした。

さて、すでに夫の勤務地はわかっているので近くのエリアのうち、有色人種の多い割合の都市部をピックアップしました。

あとは居住地の決定を行い、現地の教育機関へのエントリーです。
その前に、出国前に少しでも英語に慣れておくくらいでしょうか。。。

さて、どうなる?NY渡米。
まだDS-160申請、大使館面接も終わってないから実は正式に海外体動も決まってない!のにあと引越しのターゲット期日まで2ヶ月しかない!!



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