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価値ある人生を創るために。

自分の価値って、
誰が決めるのでしょうか?


あなたに質問です。
自分の価値とは
誰が決めるのでしょうか?
自分でしょうか?
それとも
自分以外の誰かでしょうか?

どちらも正解で
どちらも不正解だと、
僕は考えます。

どういうことかというと、
ここでいう価値がなんなのか?
ここがまず大事だからです。

自分の価値というのは
なんのことなのか?

おそらく人によって
イメージが異なることでしょう。

僕はふたつあると考えます。

自分の内面の価値と
外面の価値のふたつ
です。

まず外面の価値とは、
仕事の内容や業績、
肩書きや資格、
評価や性格診断など
周りの人からの
判断や判定であるもの。

そして、内面の価値とは
外面の一才を排除した
あるがままの自分のこと。

この自分の価値、
どれが外面でどれが内面か
自分で区別すること

とても重要です。

分かりやすく言えば、
あなたの価値を決めている
その言葉は誰からのものなのか?
ここを見つめることです。

自分からのものか?
自分以外からのものなのか?

ここを見つめていくことが
自分の価値を感じていくために
とても大事な視点になっていきます。

まずはあなたなりに
自分の価値を決めている言葉を
書き出してみましょう。
そして、その言葉が誰からきたものなのか?
よく見つめてくださいね。

自分の価値って
なんのこと?

では、自分の価値とは
一体なんのことなのでしょう?

リンゴの木


例え話をしましょう。

リンゴの木の価値は
なんでしょうか?

外面、内面の観点から
考えてみてください。

いろんな考え方が出てきて大丈夫です。
正解不正解はありません。
あなたなりに考えることがとても大事です。

僕はどう考えているかというと、

内面の価値は、
ただそこにリンゴの木がある、
というだけで価値だということ。

外面の価値は、
リンゴの木がただあるだけで
周りに与えている影響が
価値だと考えます。

そして、ここが大事なのですが、
内面外面そのどちらも
リンゴの木の価値であるということ。

自分の価値で言うと、
ただただ自分が生きていることが内面の価値

そして、
ただただ自分が生きていることで、
周りに与えている影響が外面の価値

さらに、内面外面そのどちらも
自分の価値である。

価値とは
与えるものではない。

ここまで読んでくれているあなたの中には
価値って与えるものじゃないの?
という疑問が生まれてるかと思います。

僕は明確に、
価値とは与えるものではない、
とお伝えしていきます。

考えてみてください。

花は蜂に蜜を与えるために咲いていますか?
蜂は熊に蜂蜜を与えるために働いていますか?
熊は人間に駆除されるために生きていますか?
では人間は?

この話はとても大事です。

すべての命…


僕があなたに感じて欲しいのは、
すべての命は生きるだけで一所懸命だということ。

僕たち人間も自然の一部です。
自然の一部として生きている以上、
他の命と同じように生きるだけで一所懸命なんです。

しかし、僕たち人間は
生きることを勘違いしやすいです。

特に資本主義社会では
価値ある人間であるべき、とか
価値を与えないといけない、とか
価値あるものがすべて、といった
思い込みを持ってしまいがちです。
その価値とはなんなのか?
誰も何も疑問に持たないまま
社会に生きることで必死になってしまう。

しかし、僕たちも自然の一部でしかありません。
本質的に僕たちに与えられるものなど何もないのです。

結局のところ
価値って
なんなの?


では、結局のところ
価値とはなんなのでしょうか?

僕はこう考えます。
価値というのは、
世の中や社会
コミュニティやお互いの
総意あるいは同意によって
つくられるものと。

価値と価値観

例えば、
子供が河原で
石を見つけて
大切にしている姿を
思い浮かべてください。

だけど、
お家に帰る時に親から、
そんなの持って帰っても
しょうがないから捨てなさい。
と言われてしまう。

そして子供は悲しそうに
石を捨てざるを得ない。

こんな光景を思い浮かべると
わかりやすいかと思います。

これが価値観と価値の違い
分かりやすい例だと
僕は感じます。

石を大切に思う
子供の気持ち
価値観

子供と親との間で
石は捨てるものと
作られた合意
価値

価値観と価値の違いを
明確に区別出来ることが
僕たちが生きていく上で
とても大切な要素のひとつ
になります。

納得いくまで、
ここは考えていただけると
いいかと思います。

まとめると、
価値観とは自分の内側にある大切な気持ちのこと。
価値とは自分以外の人との合意でつくられるもの。
とおさえておいてください。


3つの質問


ここまでの話を踏まえた上で、
あなたに3つ質問があります。

①あなたはなんのために
いま生きているのでしょうか?

②あなたはなんのために
生まれたのでしょうか?

③あなたはなんのために
死ぬのでしょうか?

あなたなりの答えを明確にしておいてくださいね。

僕の考え


あなたの答えが明確になったとして、
その上で僕の考えをお話しします。

この3つの答えを抽象度を上げて
ひとつにまとめていくと、
「価値ある命であるため」
なのではないかと僕は思います。

僕たちはなんらかの価値ある命として
なんらかの価値を創るために
いまを生きてるはず…。
そう僕は考えます。

自然界で見てみましょう。

リンゴの木はリンゴの木としてただただ存在してるだけで、
根っこが土壌を強固なものにしていたり、
木の幹からは樹液が溢れ虫たちの栄養になっていたり、
リンゴの実は人々が食するためになっていたり、
リンゴの木がただただ生きているだけで価値が創られています。

他のあらゆる命ある生き物を感じてみてください。

どんな生き物にせよ、
ただただ自らの命を生きることが、
価値になっていく。


これが命の本質だと、僕は感じるんです。

では、人間が自らの命を生きることはなんなのか?

ここを次回以降話していきます。


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