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ゆるい縛りの中で生まれる2人の心地よい距離感

written by しゅー

昨夜ぬーと電話しながら話して気づいたことを書いていこう.



昨夜, あんちゃさんの記事を購入して2人で読んだ.  

元記事は有料noteのため一部だけ要旨を抜き出す. 


以下のようなことが書いてあった. 

 - 特定の相手と"付き合う" という関係性を築くことをやめた

 - "付き合う" という枠組みがなくなった結果, "恋人"というステータスにあぐらをかかなくなった

 - お互いが「好き」だという好意を伝え合うから関係が保たれると気づいた

 - 性に関しても素直に表現できるようになった結果, セックスも心地よいものになった 


2人の間にあるルールは付き合っていること, それだけだった

ぬーと2人で感想戦をしていたところ, こんな会話があった.

しゅ: 俺ら2人も"付き合う"という概念はあるけど, ゆるいよね

ぬー: そうだね. あんまり縛りとかはないね.

しゅ: 2人の間で縛りとかやっちゃいけないことってあるっけ.

ぬー: あんまり思いつかないかな. なんかあるかな.

しゅ: ほんとにあんまりないよね. しいて言えば, (社内恋愛なので)社内の人に言いふらさないとか...実はそれくらいじゃない?

ぬー: たしかに. あんまり世の中のカップルに比べると縛りがないよね

しゅ: ね. 異性と遊んじゃダメとか泊まっちゃダメとか本当にないよね. できる限り正直にとかは思うけど当たり前だしね.

ぬー: そうだね.

この会話からも分かると通り, 僕ら2人の関係性は他のカップルに比べてゆるいものだと思う. 


友好関係や時間の使い方に関して何の制限もない. 

付き合う前と後で, 2人で過ごす時間が増えた以上は, 周りとの接し方や過ごし方に何の変化もないのである. 

だから, 僕らの間には 僕らは付き合っているという認識の変化しか存在していない.


2人を知る女性の先輩に聞いたところ, こんなことを言われた.

2人もあまりにも縛りがなくてむしろ何で付き合っているのか分からないくらいゆるい. もう少し心配したり, 不安になったりしないの?


僕自身としては, 不安になったりすることもある. 

「ぬーが他の人に抱かれていたら嫌だな, それは少し悔しいな」

と思うこともある.


だけど, だからといって友達と遊びに行くことを止めたりはしない.

あと, たとえ抱かれていたとしても, 悔しいけどそれはそういうものだと認めるしかない. 


僕より前に抱いている男がいるのだから, 僕より後に抱かれたとしても認めるしかない.


付き合う前と付き合う後で身の回りの環境が変わることに違和感がある


僕の中で大切にしたいことの1つに 

僕と出会う前に作り上げてきた環境を壊して欲しくない

という考え方がある. 


彼女には僕と出会うまでに築き上げてきた友達や時間の使い方がある. 

僕には彼女と出会うまでに築き上げてきた友達や時間の使い方がある. 


それは, それほど急に変わらないものである.

なのに僕と付き合い始めた瞬間に生きるルールが変わってしまうのは窮屈すぎる. 


お互いがお互いを縛ってしまうと, 世界が狭くなってしまう. 

2人の世界が濃すぎて, 同じ味に飽きてしまう.

それは, あまりにも息苦しいし悲しい.


例えば, ぬーが男だけで旅行に行き泊まると言っても僕は止めない. 

僕が女友達と飲んで泊まりになったとしても, ぬーは止めない. 


何故ならば, 2人ともそんな狭い世界は求めていないからである. 


ルールは怒りを生むし, 自由は会話を生む


僕は極力ルールを作らないようにしている. 

お互いに「決まりごとやルール」めいたことは何故だか言わない.

さすがに 「xx時にご飯を食べよう」といった約束はするけどそれはルールじゃない. 

ルールは守られなかった時に怒りを生んでしまう. 相手の自由を奪ってしまうし, 楽しく話すはずだった時間も奪ってしまう. 


自由は会話を生む. ルールがないから破るべき掟もない. 

ルールを気遣って話したかった話を辞めてしまうこともない.


もし話した時に相手を不愉快にさせてしまったとしたらその時に謝ればいい. 

他の異性の話をしてはいけない

なんてルールがあったら話したいものも話せない. 


僕はいつだってぬーが男友達といった山や海の話を聞きたい. 

彼女は喜んで僕が女友達の愚痴を聞いていた話を聞いてくれると思う. 

そうやってルールがないからこそ生まれるものが幅をもたせてくれると思う. 

ルールがないと自然な距離感になる


ここまで2人の間に明確なルールがないことは伝えてきた. 


ちなみに上記には書かなかったが, 僕ら2人の中で最も厳格で暗黙的なルールがある. 

必ずゴムをつけること

これ以外はほぼ全くと言っていいほどルールがない. 

(ぬーの大切にしている食器をスポンジの柔らかい方の面で洗うとかそんな細かいルールはあるんだけどね. )


そんな状態だと2人ともかなり自然体で過ごせるのである. 

無理しない, 緊張しない, 素直でいる. 

こんな状態だから2人で家にいるだけであっという間に1日が終わってしまう. 

ルールがない自然な状態だと, あるべき距離感に収まっていくような感覚を得る. 


セックスが痛かったら言えばいいし, 洗い物の洗い具合が気に入らなければ言えばいい. 

1人で居たければ1人で居たいと伝えればいい.

伝わらなければ伝わらないし, 伝えれば時間はかかるかもしれないけど確実に伝わるのである. 


そうやって自然な距離感を保っていきたいし, お互いにそうやって変化していきたいものである. 

似たような記事で前にこんなnoteを書いた. 興味があれば. 


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