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定時内の人生と定時後の人生

written by しゅー

あなたには仕事や学校の定時後に行う日課はあるだろうか。

僕の場合はnoteを書くこと、ゲーム、そして本を読むことである。

2つの人生を持つ多くの人

"普通"に生きているだけで人生は2つに分かれると思う。

多くの人には「定時」という概念があると思う。

会社に規定された「定時」や

学校に決められた「放課」なんてものがそうだ。

その多くの人は「定時内の人生」の中で仕事をし、「定時後の人生」に自分の好きなことや勉強、家事を行う。

フリーランスや自営業、ワーカーホリック、仕事が大好きな人以外は「定時」という概念や感覚を持っていると思う。

僕も会社員なのでその「多くの人」の1人である。

だから僕には2つの人生がある。

定時後の人生

繰り返すが、定時後の人生であなたは何をしているだろうか?

学生のあなたならば,きっと勉強を放っぽり出してゲームをしたり,恋人とlineの返信を待っていたり,はたまた期末テストの勉強をしているかもしれない。

独身のあなたならば,電車に揺られているかもしれない。 酒を飲みながらテレビやYoutubeをみているかもしれない。恋人のクリスマスプレゼントを探しているかもしれない。

ママやパパであるあなたならば、帰れば子供がいるし家事もある。自分の人生だけでない人生が待っているかもしれない。


何気なくやっている「定時後の人生」の繰り返しが実は生活に大きく影響する。

定時後の人生を少しだけ変えてみる

最近、新しく始めたことがある。

後輩と2人で、新しいプログラミング言語について勉強会を始めた。

今週で3週目である。

新しい概念が多いそれは覚えることが多い。

後輩と教え合いながら毎日定時後に勉強する。

毎日1時間行われるそれは少し僕に変化をもたらした。

少しずつその領域の仕事を任せてもらえることになったのである。

そして、2週間前に読めなかった記事が読めるようになっているのである。

そうやって少しずつ変化したことを自覚しながら毎日繰り返していくのである。

定時後の人生をたった1時間。

少しだけ変えると定時内の人生も少しだけ変わっていく。

少しだけ変えるのは仕事に関係ないことでもいい

思えば、僕は「何かを続けること」がとても苦手である。

今まで習い事はだいたいやめたし、やり始めた趣味も勉強もあまり長く続いたことがない。

大体は1週間で飽きる。

突然、大きく変えると続かない。

だから、たった5分、定時後の人生を変えてみるのである。

僕の場合、この「noteを書く」ということが物事を持続、習慣化する方法に役立っている。

はじめはメールアドレスを取るところから始める。

次はメールアドレスを使って、noteのアカウントを取る。

次に初めての1記事目を書く。

スキがもらえると嬉しいから2記事目を書く。

アクセスが伸びると嬉しいから3記事目を書く。

3記事目を買ってくれる人がいるから4記事目を書く。

そうやって少しずつ楽しみながら習慣に落としていく。

そうやって3ヶ月続けてこれた。

そうやって続けてこれたからこそ,勉強会も苦もなく続けられている。

スモールステップの法則

実はこの1歩1歩進めていく方法は"スモールステップの法則"という名前がついている。

ほんの少しだけ進んだ目の前の目標を決める。

そしてそれをクリアする。

そして人がなんと言おうと自分で自分を褒める。

これだけで人間は嬉しくなる。

報酬系に刺激が行くから嬉しくなってしまうのである。

ゲームやギャンブルが楽しいのは「短期間で結果がすぐ目に見える」から楽しいのである。

レベルが上がれば倒せないモンスターが倒せるようになる。

金を突っ込めば当たりで金が増える。

何かをしたら何かが返ってくると嬉しいのである。

だから自分で低いハードルを決めてクリアしたら自分で褒める,をやるのである。

ちなみに僕は元気がないときは、文字すら読めなくなるので息を吸えたら合格。

自分を褒めるようにしている。

人がとやかく言ってきたら「うるせーお前の人生には関係ねー」と脳内で退けて褒めてしまうのだ。

そうやってできる限り続くように工夫する。

ちなみにnoteは褒めるのがうまいサービスだと思う。

こうやって褒めてくれるのである。

嬉しい。だから続く。

今考えていることの95%は昨日と同じ

また繰り返すが、定時後の人生であなたは何をしているだろうか?

昨日と似たようなことをやっていないだろうか?

実は人間が考えていることは95%昨日と同じだそうだ。

つまり、そもそも脳の性質上、毎日似たようなことを繰り返すようになっているのである。



ではどうやって残りの5%を変えるのか。

それは自分で意識的に作り出すしかない。

習慣的に違うことをアウトプットするようにする

僕の場合はnoteや勉強会がその5%を生んでいると気づいた。

ほぼ毎日"セックス"というテーマで記事を書いていると恋人にたいして定期的に考える時間が生まれる。

抱く気持ちや関係性も少しずつ変化していることに気づけるのである。

毎日同じネタでnoteを書いていたら飽きられてしまう。

毎日同じ箇所を勉強していたら何も伸びない。

そもそも僕が飽きる。

そうやって少しだけ日々に変化を加える。

本当に5分、いや5%でいいのである。

少しだけ定時後の人生で昨日と違うことをやってみる。

そうやって違うことを繰り返していくと、少しずつ定時内の人生も変わる。

少しずつ人生を変えていくのである。



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