鬱への対処法の一つ　　　　［Ｎo.１０］

Lumière Harmonie（ルミエール ハーモニー）を個人事業主として運営、「コーチ」と「カウンセラー」をしております『セシル』と申します。【男性】です。

Lumière Harmonie（ルミエール ハーモニー）とはフランス語で『光の調和』という意味です。相談者様とセシルが調和し合って『１つ１つの新しい光』が生まれることを心より願っています。

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１０回目のｎｏｔｅを書かせていただきます。

※ このｎｏｔｅに書く内容はほぼセシルの経験上でのお話しですので、「それが正解」ではなく、『一つの考え方』にすぎず、すべての方にあてはまるものではないことをご理解の上、あくまでも参考程度で楽しく読んでいただけたらと思います。

本日は主にカウンセリングについてお話しさせていただきます。

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鬱への対処法の一つ

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ズバリ！

情報を最小限にするということです。できれば１つずつ。

鬱かもと思う方、または鬱と診断された方は『鬱について』ネットで調べていると思うので詳しい説明はここでははぶきますが、

ストレスはとても大きな要因の一つ
ですよね。

ストレスは様々なことが原因となりますが、今回お話したいのは、その中で本人がハマると気づきづらいネットでの隠れたストレスについてです。

セシルは今までたくさんの鬱ぎみの方や鬱と診断された方とカウンセリングを通してお話しをしてきましたが、ほとんどの方が鬱についてとても詳しい知識を持っていました。たくさん調べてきたのでしょう。そして、同時に治せるものなら治したいと強く願っている方がほとんどです。

そして、「改善しやすい方や改善した方」と「改善しづらい方」がやはりいました。

そして改善しづらい方の中にこんな特徴の方も多かったというお話しです。

その特徴として、ネットでの情報収集が日々多すぎるという特徴です。
膨大な情報を見つけることのできるネット。鬱を改善したいと思っている方は医療機関から薬を処方してもらうと同時に、自分でネットを使い様々な情報を検索し、自分に取り入れられるものを探している方も多くいます。様々なカウンセラーが放つ素晴らしい言葉に癒されたりもしています。

しかし、問題はこの先です。

このセシルの今回の記事もその一つになってしまいますが、

◯◯した方が楽です。
◯◯するとよいです。
◯◯すると改善されやすいです。

といった情報も無数にあると言うことです。これは発信する方も自分の言葉によって救われる方がいればという気持ちや、自分をわかってもらうためになど様々な理由がありますね。

しかし、改善したい方が毎日ネットで調べ情報を入れ過ぎてしまうと、心に響いた内容に対して「これ活かしたい」や、時に「これはやらなければならない！と思うこと」など、毎日毎日新しい情報が手に入ることで『やりたいこと』が心に溜まり過ぎてしまい、身につける前に次の情報を手に入れてしまうので、結果的に身につけることもできず、さらに次の情報を手に入れてを繰り返し、溜まっていくストレスや改善されない不安からまたストレスを感じ、それを補うためにまた何かを探し出すという悪循環がうまれます。
ようは頭の使い過ぎや、やりたいこといっぱい、宿題がいっぱいのパンク状態になってしまうということです。

簡単に言えば『自分１人に対して１０人のカウンセラーがつくようなもの』で、一見良い環境に見えますが、違う意見のカウンセラーから毎日毎日次から次に新しいなにかに気づいてしまうことで、実はそのすべてがまったく身につかない状態で、さらなる改善を求めまた次の気づきを探すという状況になります。

セシルの考えでは２人のカウンセラーを同時に受けるのでさえも、逆効果だと考えています。
意見の違いが生まれるのは当たり前ですし、倍のスピードで身につけるなんてこともできません。

ただし、１人の主なカウンセラーがいて、他の１０人のカウンセラーが、その主なカウンセラーの考え方を理解し「上手くバックアップ」できるのなら良いのですが、現実そこまではできないことですね。

セシルは今まで、何百人の相談者様と、１人１人ゆっくりカウンセリングをしてきましたが、誰１人として１日で何かを『身につけた』という方はいませんでしたよ。

しっかり身につけるのに『１ヶ月で１つ』身についたなら早いくらいです。
コーチングも同様です。

ただたくさん『気づく』だけでは、何も自分には身についかないのです。

ですので、
鬱っぽい方、鬱の方にセシルがおすすめするのは、

カウンセラーに相談するのであれば、『信頼できる１人』がベストだと思います。
信頼できるカウンセラーがいるなら他を見る必要はほぼないと思います。そのカウンセラーを信じて『心と心の会話』をしていただければと思います。

もし、カウンセラーではなく、ネットを使うならば、

情報をある程度集めたのなら、その中の自分がほしいもの『１つを時間をかけてゆっくり、それを育ててあげて自分に身につけさせてあげてください』。

その最中は、他の情報を見る必要はありません。
ゆっくり一つを育ててあげ、しっかり身についたら、次の一つを探しにいくのはどうでしょうか。

『身につける』とはそれだけの時間がかかりるものです。

もちろん、ネットで自分で調べるよりも、『あなたが』ではなくて『常にあなたをしっかり見つめてくれる信頼できるカウンセラー１人』がいることが、一番素晴らしい効果を発揮することはいうまでもないでしょう。

というお話しでした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは、また次回をお楽しみに。