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人間図鑑を作りたい。

こんにちは。
臨床心理士・公認心理師の塩むすびです。

雨風が続いていますね、、
どうぞ皆さまお気をつけください。


カウンセラーをしていてずっとやりたかったこと、
それが 人間図鑑をつくること です。

説明書?解説書?、、
西野カナ複数人ver.のようなものを作りたいのです。

思いに至った背景


ふざけた感じに聞こえそうなので、
思いに至った背景を少し。

これまで、
ものすごく多くの方のカウンセリングをしてきました。

精神疾患をお持ちの方もいれば、そうでない方もいます。10代の子もいれば、60代の方もいらっしゃいます。親もいれば子供もいて、上司もいれば部下もいます。

こうした幅広いカウンセリングでも、取り上げるテーマの多くに共通している点があります。

なんだか分かりますか・・・?



それは、人が関わっているということです。

人からどう思われたか
人との関係性がどうか
人と比較して自分がどうか・・・等々、

ひとりで生きてないから起こる悩みがほとんどです。


そしてひとりが悩んでいることは、他の人も悩んでいる可能性が高いです。


例えば・・・

・そっけない態度をとられて、嫌われている・怒られてるのではと不安になった

・褒めないと拗ねる若い人の指導をどうすればいいか分からない

・仕事や学校の成績が悪くて、周りからどう思われるか気になる

・マウントをとってくる人に対してもやもやする

・威圧的な上司が怖い

・一軍が怖い

・自分から話しかけるのが苦手

等々です。


カウンセリングを重ねていると、
「この悩み、こうやって乗り越えた方もいれば、こうやって対処した方もいますよ〜」と色んな例を話せるようになります。


するとクライエントさんも何かしら、

「その手があったか!」とか、

「他の人も悩んでるのか。自分がおかしい訳じゃないのかもしれないな」とか、

ひとりで悩んでいるときよりかは気が楽になってくれる印象です。


カウンセラーは色んな悩みを乗り越えた方をみているので、見聞きした数が多い分、色んな対処法を知ってはいます。

こうしたものを共有したいな〜と思ったんです。


ただ、その方の性格によって、もしくは状況によって、使える対処法はぜんぜん違います。

自分に合わない対処をしようとすると、かえって混乱しまったり、不安になってしまう可能性もあります。

(不安を直す方法!みたいなやつって、それはあなたの場合でしょ・・・?って感じることないでしょうか、、私がひねくれすぎなのかな)

なので、対処法についてはその方にあったものをカウンセラーがオーダーメイドで提供するのがやっぱり合っていると思うんです。


そこで、人間図鑑なら提供しても大丈夫なのでは?
と考えました。


人間図鑑とは


世の中、本当に色んなタイプの人間がいます。
以前HSPについてもお話させていただきましたが、気質や性格にはもっともっと種類があります。

こうしたものを、

・こんな人もいます
・こういう時にこんな気持ちになりやすいです
・こう対応してくれると助かります

のように紹介できたらな〜と。


もちろん全く同じ性格の人はいないので、
あくまで性格傾向にはなるのですが、

「一見そっけなく見える人も実はこんなことを考えてるのかも・・・!」

「今の若い人と私たちの考えはこう違うのか」

など、気づきや相互理解につながるものを作っていきたいな〜と思っています。


まだ妄想段階を抜けきれておらず、どうやってサンプルを集めるか、どこまで信憑性を追求するかは検討中です。

研究じゃないので、ちょっと俗的になってもいいのかなと思ってます。(臨床心理士の方の理解は得にくいかもしれませんが、、)


おわりに

妄想の整理で終わってしまいました、、

HSPの時のようにまたnoteで練習や実験をさせていただくかもしれませんが、暖かく見守っていただけると幸いです。

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