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GIGAで 読書推進(案)+地域連携!

① 隙間時間に「読書」から「PC」に変わった、または変わりつつある学校が多いのではないか。(実際に知人から聞きました。)

② 小規模校では、分掌を兼任するので、1つの分掌に労力をかけにくい。例えば私は図書で言えば、2、3校目で主任、4校目でサブを経験したが、他の分掌はほぼなかった上に、学校図書館指導員の方が週に2回くらい来られていた学校もある。それに比べると、現在の勤務校での図書主任には他の業務が多い。

③ それでも、図書主任をはじめ、学校図書館指導員の先生(元教員の大先輩です)や、保護者・地域のボランティアの皆さんのおかげで、様々な読書活動推進の取組が行われている。しかし、学校評価アンケートで、読書教育への否定率がある程度あった。(質問項目の文言にも問題があるかもしれないが。)

④ 公立図書館までの距離が遠い、家庭の関心が高くない等の理由からか、公立図書館の利用率は高いとは言えない。(児童に尋ねた時の反応を見る限りでの話です。)市に本屋もほとんどない状況である。(私が知るのは1件。)

⑤ 当然、読書以外の娯楽が身の回りに溢れている。しかも、動画をはじめ、労力も料金もかからないものが増えている。

 以上のことから、このままでは読書活動推進は衰退する一方なのではないかと、危機感を感じております。

 特に①については、研修主任でありICT主任である私にとっては、自分の中でせめぎ合いをしている状態です。

 GIGA端末で読書活動を推進したい!しかも地域連携で!

 その案です。

① 「読書メーター」のようなサービスを、非広告で。

 すでにあるのでしょうか。探してみます…
 これが学校図書館や公立図書館のデータと連動していたらよいなと思います。それが無理でも、バーコードを読み込むか、表紙を撮影しただけで、その本が「読んだ本」の中に入る仕組み。読書記録のデジタル化+書評の交流、子ども同士や司書、教職員による選書サポート、読書案内です。
 小学生~中学生向けということで、書評の投稿は、運営者か学校か保護者の承認制にする必要があるかと思います。…しかし、そんなことをしたら、投稿したがらない子が出てくるかもしれませんね。デジタルシチズンシップ教育を進め、検閲に頼らないですむ市民になることが重要ですね。
 市の規模か、県の規模で、県立図書館と連携してできるとよいと思います。
 技術的には、3年後くらいには可能になるのでしょうか。個人情報保護の観点から、連携は難しいでしょうか。

② おすすめ交流掲示板

 来年度からでも実現可能そうなアイデアです。
 市立図書館と各学校とが連携し、例えば市立図書館管轄のウェブサイト内に、非広告のブログか掲示板を設けます。
 児童生徒は、おすすめや感想を書いて送ります。それ自体が、読書のモチベーションになると思います。一般社会との交流、社会への参画意識にもつながります。

 保護者や司書、司書教諭、学校図書館指導員が投稿するページもあると、交流にもなるし、切磋琢磨になると思います。

 「〇〇図書館にある」と書くことで、「読みたいけど、この本は市立図書館にはないのか」とならないのもよさだと思います。

 地域の本屋さんとも連携すると面白いと思います。地元で買おう!という流れが生まれるかも。


・・・他にも思いついたはずですが、他のことをしているうちに忘れてしまったので、また思い出したら書きます。

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