みなさんこんにちは。 結び屋虹園です。 昨年の丁度今時期、連載をはじめようと思っていました。 むすびについて喋ろうと、一旦腹をくくったわけですな。 で、その喋り出す前に、 私がどうしてむすびってものに導かれたのか、 むすびの森への導入部分をお話始めたのが 昨年の3月の出来事でした。 それも大切な導入のお話なので 残してあるのですが。▶①話からどうぞ そんなんで、意を決して、このnoteに書き始めた矢先!!! なにが起きたのか。 記事内にもさらっと書かれてますが、 倒
みなさんこんにちは。 結び屋虹園です。 とうとう機が熟してきたので むすびについてお話していこうと思います。 実はこれにはなかなか勇気のいることで や、その前に勇気ってなんだよ、って感じなんですけど、 『むすび』というものに出逢ってしまって私、 それ以来 作品をつくる傍ら まるでなにかに導かれるかの如く 『むすび』のこととをずっと研究しているんです。 その中で知り得たことを咀嚼しながら 水引で作品をむすんでいると 『!!! もしかしてあれってこのことかも!!!??』 と
みなさんこんにちは。 水引のむすびを使って作品をつくる造形作家の 結び屋虹園の菊田奈々です。 4月より連載する虹園的考察をお伝えしていくにあたり、 プロローグをお話したくて 3月は『虹園はどうしてそんなに語るのか』ということをテーマに お届けしています。 早いもので3月も最終週となってしまい、 『どうしてそんなに語るのか』は今回で最終回になります。 水引を使って作品をつくるイチ作家が、 どうしてそんなに意味とか、由縁とか、日本の文化とか さらにもっと突っ込んで言霊とかひ
みなさんこんにちは。 水引のむすびを使って作品をつくる造形作家の 結び屋虹園の菊田奈々です。 先週に引き続きまして、 4月より連載する虹園的考察をお伝えしていくにあたり、 プロローグをお話したくて 3月は『虹園はどうしてそんなに語るのか』ということをテーマに 日曜の昼下がりにお送りする予定でした。 が! なんと一昨日土曜日の昼下がりに 急に爆裂的激痛の腹痛に襲われて、動けなくなって、声も出せなくなり 意識が遠のいてしまい、スマホも操作できず 救急車を呼びそこなうという事
みなさんこんにちは。 水引のむすびを使って作品をつくる造形作家の 結び屋虹園の菊田奈々です。 これからむすびについての虹園的考察をお伝えしていくにあたり、 プロローグをお話しておきたいなぁということで 3月は『虹園はどうしてそんなに語るのか』ということをテーマに 日曜の昼下がりに書いています。 最初にもお伝えしております通り、 まだ私の作品や展示販売にお出でいただいたことのない方にとりましたら、 造形作家がなぜそんなに語りたがるんだよ、とお思いのことと思います。 さて
みなさまこんにちは。 結び屋虹園の菊田奈々です。 水引をつかった『むすび』による造形作家をしています。 普段は水引をつかってアクセサリーや小物を制作していて、 それを展示販売させていただく際に、 ご覧いただいているお客様のとなりにスッと現れて むすびについてややアツ苦しめに語りかけています。 語りが暑苦しすぎるせいで 私が作家本人であるということがどうも伝わりにくいらしく、 ひととおりお話しした暁に漸く 『え!?あなたがコレつくってんの?!!』という 流れでだいたいワン
気づけば、8月も半ば。 あんなにじめじめしてちっとも明けなかった梅雨は 過ぎてしまえば何食わぬ顔をして立ち去っていて いつからだったのか 気にも留めないくらいに然り気無く蝉の鳴き声が 当たり前のようにそこら中に響き渡っていて、 昼も夜も関係なく虫たちがそれぞれに叫び続けてくれている夏がすきです。 滴る汗を拭いながら真っ青な眩しい空を、 或いは 温度の下がりきならいモヤっとした空気を纏いながら ドラマチックなシリウスや蠍座を、 見上げるときだけは 夏はすきだけどどうしたってつ
贈る相手を想い、贈り物を選び、 相手のことを想って“むすぶ”。 相手を想う健気な心、 相手を敬い大切に想う心 それを表現したのが 水引のむすび。 水引作家の結び屋虹園です。 私が最初に水引に出逢い、 水引のむすび方のそれぞれに意味があると知ったとき、 日本人の健気で思い遣りに溢れたあたたかさが 日常的に、そして恒常的に、もちうるものだったと解ったときに 心が振るえました。 だからこそ、その水引がもっと身近なものになれば 私が心振るえたように、 【なにか】を思い出す
いのり について お話します。 『祈る』ってことについて 想いを馳せたことはありますか?? 日本人にとっては 非常に何気ないひとことですが、 例えば宗教的なものとして お食事の前にお祈りする、とか 割と日常に馴染んでいる方も多くいらっしゃると思います。 日本って いろんなすごいことが すでに『当たり前』として 存在していることが多いことを礎に 無意識的に文化として成り立っていることが多いため、 『祈る』ことが 『宗教的』という言
昨年、 だいすきな祖父が亡くなりました。 この『虹園』という名前の所以でもある 私の書道のお師匠さんでした。 祖父が書道をするときに使っていたのが 『香園』という雅号でした。 ちょうど私が水引のことを始めるころに 初めて知ったことでした。 私はなまえを 『ナナ』 と申しますので 数字の『7』は 小さい時から友達でした。 7に関することには なんとなく目が行ってしまう癖がついていて 当然 虹の七色 も友達でした。 おじいちゃんの雅号が 『コウエン』 だと知った時 虹の
『むすび』っていう言葉をご存知ですか? 様々な場面で使われる日本の美しい言葉なので それほど意識したことはないと思いますが、 私と『むすび』の出会いにおいて 私の場合は水引で作品を作っていたことから 日々水引を物理的に『むす』んでいました。 ひとつ、きほんの結び方ができるようになり さて他のもやってみたいな、となり 結び方を調べるうち 『むすびのそれぞれに意味がある』 ということを知ります。 この『むすび』もとい『むすひ』について 調べていくうちに 『結び方』に紐づきな