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池上ゆうひ
2022年1月30日 13:10
そう昔でもない昔、ある街にラブラブな男女がおりました。男は床屋、女は街の旅籠の看板娘でした。時を同じくして、中世の騎士物語に夢中になっていた老人がついに自分を騎士だと思い込み、従者を連れて旅に出ました。老人は旅の途中で例のカップルのいる街にやって来ます。2人は街では公然のカップルだったものの、女の父親である旅籠の主人は結婚に反対していました。主人は娘の結婚相手にと言ってどこの馬の骨とも知