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【SNS断ち】自分の時間を数えてみたら

「先週のスクリーンタイムは〇時間△分でした」

何気なく目にしたiPhoneのポップアップ通知。自分がどれだけスマホを触っていたかを記録してくれるスクリーンタイムに表示されている時間を見て驚愕した。
私、1日の1/3をスマホに捧げているんだ。

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ん?この感覚、前にもあったな。
そう。
このスクリーンタイムに驚愕するイベント、私の中で毎年繰り返されているのだった。(しかも去年はnoteまで書いている...)

でも考えてみてほしい。
1日のうち大体8時間ぐらい仕事をするでしょう。6~7時間ぐらいは寝るでしょう。ごはんやお風呂に2時間ぐらいでしょう。。
その残りのすべてがスマホなんだ。

『あなたの24時間はどこへ消えるのか』

最近noteで話題のこの本、さっそく読んでみた。
それで1日どんなことに時間を使っているのか振り返ってみた。
でも思い出せないんだ。なぜなら私の1日はほとんどスマホの画面の中にあったから。

きっとInstagramのストーリーをささっと流して、Twitterのトレンドをチェックして、YouTubeでコスメレビューやレシピ動画を観て、楽天Roomでおしゃれインテリアを探していた。
スクリーンタイムを振り返るとそんなところだろう。

写真も好きだし、ニュースに興味はあるし、暮らしを豊かにする情報は欲しいし、別にいいんだよ。
いいんだけど、どんな内容だったのか思い出せるコンテンツはそのうちの10%ぐらいだけだった。

振り返ってみて1番しんどかったのは私が「本を片手にネットサーフィン」していることを思い出したこと。
休みが一瞬で消えていくわけだった。

一番見ているものを消したこと

まずはInstagramを消した。これは私にとってなかなか勇気のいるアクションだった。
だって私はネットの世界では写真で自己表現をしていたし、投稿頻度が落ちたらみんな私のことを忘れてしまうと思ったからだ。
でもそんなことを考えていること自体がすでに、SNSへの執着心のあらわれなのだ。

次にTwitterを消した。トレンドを追えなくなってしまう。
でも私のライフスタイルでトレンドが追えなくて困ることあるんだろうか。トレンドを追って何がしたいんだろうか。

この2つを消したことで私の移動時間は劇的に変化した。

スマホを開いても片手でササっと閲覧できる他人のプライベートはそこにはないし、日本や世界で起こっている(かもしれない)ムーブメントはそこにはなかった。
私はスマホを開いてホーム画面をちょっと眺めてメモアプリを開いて今の違和感をメモした。

「空白ができた」

スマホを置いて出かけたら

人と会う予定のない時にはスマホを置いて出かけることにした。買い物メモは紙のメモ帳に書いてポケットにしまって出かけた。

図書館で読みたかった本を思い出そうと、スマホを開こうとしたけれどそこにスマホはなかった。諦めてぐるっと一周して、やはり有川浩を手にした。

スカーレット色の空を見つけて、思わずポケットに手が伸びた。ここでも私は自分じゃなくてネットの世界の人々に、空の美しさを真っ先に伝えようとしていたのだ。
だから今日は、自分だけに伝えてあげた。

時間は自分がデザインするもの

自分をどんなふうに生きさせるのか、それが時間をデザインすることなのだ。反対に、時間をデザインすることが自分の生き方を決める。

ちなみに私はSNSは消したけれどYouTubeやnoteは残したままだ。私にとってYouTubeはnoteは他人の生き方を知る大事なツールだから。
(まあ単純に大好きなんだ!!)

スマホは決して悪者ではない。でも読みたい本があるのに、邪魔をしてくるスマホはやっぱり悪者だったりする。

きっとInstagramもTwitterもいつか復活するんだと思う。だってネットネイティブだもん。でも流し見で自分の時間をほいほい切り刻むことだけはしたくない。自分が自分の時間を使うんだ。

『あなたの24時間はどこに消えるのか』
現代人の心をわしづかみにするタイトルと内容、全力でありがとうを伝えたい!!
今回のnoteは主に「減らす」章を参考にしていて、私は「知る」章に結構はっとさせられた。Cakes?でも連載されているみたいだから、ぜひ☺

おまけ

今週まだ2日しか経っていないけれど...

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お気づきだろうか...SNSの3文字がないことを...(ニッコリ)

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