話すことへの不安は話すことで解決される?
こんにちは、オンラインカウンセリングのcotreeでメディアを担当しています谷口です。よろしくお願いします。
さて、めでたくカウンセリング体験談も第3回となりました。第1回はこちら、第2回はこちらです。
今回は第1回と同じく、日頃cotreeコラムでお世話になっているライターさんにcotreeのオンラインカウンセリングを利用していただき体験談を書いていただきました。
書いてもらったのは日頃の悩み、カウンセリングを予約してからカウンセリングが終わるまでの感想、また受けたいか、などです。
また、プロフィールは以下です。
ことりえ
フリーライター
大阪府出身。職場の人間関係の悪化が原因でうつ病を発症(現在は寛解)。その後フリーライターに。好奇心旺盛な50代
では張り切ってどうぞ!
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心を開いて話をしたい
私は7年ほど前に、重度のうつ病になりました。
原因は突然始まった職場の同僚2人からのいじめによるものです。
私はもともと楽天家で、誰とでも仲良くなれるような性格だと自分では感じていたので、人間関係に悩んだことはとんどありませんでした。
いじめにあうようになってから、だんだん食欲がなくなって話すこともろくにできなくなり、そのうちに歩くことさえままならなくなっていきました。
寛解した今は以前と同じように楽しく生活をしていますが、唯一、人との関わり方に悩むことが多くなりました。
「以前と同じように人を信頼して、心を開いて話をしたい……」と悩むようになりました。
話したいけど、不安
海外ではカウンセリングが身近だということは以前テレビで観て知っていました。ですが、日本ではあまりカウンセリングが一般的ではないようで、自分自身のうつが重かった時も精神科に行って治療を受けるだけでカウンセリングを受けたことはありませんでした。
その上、先ほど言ったように寛解後は人と関わることに苦手意識を感じています。
「こんな状態でカウンセラーさんと実際に向き合って、きちんと話ができるのだろうか……」
と不安に思っていました。
「オンライン」という気軽さ
カウンセリングというと、狭い部屋でカウンセラーと膝を突き合わせて話しをするというイメージがありました。
しかし、cotreeさんのオンラインカウンセリングは、Zoomというビデオ会議アプリを使ったカウンセリングでした。
自分の部屋でパソコンを開き、モニター越しに話をします。パソコンにカメラがついていれば、顔を見ながら話しができます。
カウンセラーさんのお顔はモニターに映っていましたが、私のパソコンは幸い(?)にもカメラが壊れていたので音声だけで話しをしてもらいました。
昔の自分に戻れた不思議な体験
私はうつ病になってしまってから、自分のことを話すのがとても苦手になったのですが、カウンセラーさんの質問に答えることで、スラスラと話しができました。とても不思議な感覚でした。
「その時のお気持ちはどうでしたか?」といった質問に答えて、私の気持ちを丁寧に分析していただいている時。
なぜかふと、以前の自分に戻ったような感覚が一瞬ありました。
とても久しぶりに開放感を得たというか「カウンセラーさんは昔から私のことを知っていたのでは?」と思うような出来事でした。
心の隙間に新しい何かが入ってくる感覚
カウンセリングの時間は45分間でしたがあっという間に過ぎてしまいました。
まだ、いじめの恐怖から立ち直れていなくて、変な心の癖がついてしまっていること、自分の心にフタをして生きてきたんだということ。
いろんなものが詰まってパンパンだった心に隙間ができ、そこに新たな何かを入れられる感覚がカウンセリングにはありました。
カウンセリング後、カウンセラーさんの「ある言葉」をメモしたものを手帳にはさんで、いつでも見られるようにしました。
cotreeさんのオンラインカウンセリングは予約が取りやすいので、自分の気持ちにフタをして開かなくなりそうな時、また利用させていただこうと思います。
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【編集後記】
誰かと話したいけれど、話すことが苦手、不安、怖い。
コミュニケーションの問題はそんな葛藤が生まれ、解決へ向けて一歩踏み出すのがなかなか難しいように思います。そんな時にある種、人と話すプロフェッショナルであるカウンセラーと話すことは一つの糸口になるのではないかと思います。
しかし、そもそもカウンセリング自体のハードルが高い現状をなんとかしないことには、なかなか当たり前の選択肢の一つとして手に取るのは難しいですよね。じゃあ、やっぱりカウンセリングを身近なものにしていなければ! そう初心を見つめ直した谷口でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございます🌱 オンラインカウンセリング: https://cotree.jp/ アセスメントコーチング: https://as.cotree.jp/