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「テキストでのカウンセリング経験が、話すカウンセリングで役立ちました」(カウンセラー黒田さん)

「カウンセリングを必要とする方がいるなら、話す・書くの形式にこだわらずに応えたいと思ったんです」

cotreeのオンラインカウンセリングは、ビデオ・通話による「話すカウンセリング」と、テキストメッセージによる「書くカウンセリング」の2プランがあります。

2020年3月にcotreeに登録したカウンセラー・黒田亜佐恵さんは、これまで対面カウンセリングをおこなってきましたが「必要とする方のお役に立てるなら」という想いで両プランを担当。
キャリアコンサルタントの仕事もしながら、約1年間で書くカウンセリングは100件以上、話すカウンセリングは80件以上のセッションをおこない、クライアントさんに向き合ってきました。

「cotreeで経験を積み、勉強や工夫を重ねたことでスキルをブラッシュアップできた」と語る黒田さん。書くカウンセリングで工夫したことや、話すカウンセリングで役立ったことなど、cotreeに参加してからの1年を振り返っていただきました。

▼cotreeでは登録カウンセラーを募集しています🍀

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黒田 亜佐恵(くろだ あさえ) プロフィール
cotree登録カウンセラー。キャリアコンサルタント、交流分析士。
美容業界で人材教育を経験し、その後キャリアコンサルタントの道へ。現在は、企業内キャリアコンサルタントとして働く人のカウンセリングや、国家資格・キャリアコンサルタントの資格取得者の育成をおこなっている。2020年3月にcotreeに登録。話すカウンセリングと書くカウンセリングを担当し、交流分析を用いてセッションをおこなっている。
黒田 亜佐恵さんのプロフィール(cotree予約ページ)

コロナ禍でもカウンセリングを続けていきたい

企業内キャリアコンサルタントとして働く人のカウンセリングをしながら、スクールでキャリアコンサルタントの資格取得のための講座をおこなっています。

cotreeに登録したのは、2020年3月。新型コロナウイルス感染症拡大の影響でクライアントの企業が休業や雇用調整に入り、働いていたスクールも休校に。「これからどうなるんだろう……?」という感じでした。

社労士法人と提携して事務業務もやっているのですが、当時は在宅で書類と向き合う仕事のほうが忙しくなっていました。そんななか「やっぱりわたしは人と話す仕事が合っているな」「コロナ禍でもクライアントさんへのカウンセリングを続けていきたい」という気持ちがつよくなり、cotreeに応募しました。

ストップしていた仕事は現在8割くらい復活しました。cotreeはオンラインなのでほかの仕事をしながら、場所や時間を問わず働けるのも大きな魅力。自分で予約枠の数を決められるので仕事量をコントロールしやすいです。キャリコンの仕事が忙しい時期はcotreeの枠数を少なくし、落ち着いたら枠数を増やすなどバランスを取っています。

幅広いクライアント層にカウンセリングを提供できる

cotreeに応募したもうひとつの理由は、カウンセリングのケースを広げられると思ったからです。

キャリアコンサルタントの仕事をメインでしていると、基本的に仕事の悩みが入り口となるクライアントさんしか出会わないので。仕事の悩みがきっかけでもほかの悩みと密接に関わっていることが多く、複合的にうまくいかないケースもあります。なので幅広く向き合っていきたい想いがあったんです。

実際cotreeに参加してからは、さまざまな悩みを持つ方のカウンセリングを担当しました。人間関係や仕事、恋愛、なんとなく気分が落ち込んでいる……など。これまで出会えなかった方にも幅広くカウンセリングを提供でき、そのひとつひとつが勉強になっていて経験分野が広がっています。

はじめてでも工夫しながらブラッシュアップ

cotreeでは話すカウンセリングと書くカウンセリングの両方を担当しています。オンラインカウンセリング自体がはじめてで、メールカウンセリングの経験もなかったのですが「書いて相談したい方がいるならそれに応えたい」という想いでした。必要としている方がいるなら「話す」も「書く」も、そこまでこだわらなくてもいいかも、と。それに書くことで気持ちが整理できると信じていたし、クライアントさんにもそう感じてもらえたら、と思ったんです。

書くカウンセリングをおこなうにあたり、cotreeのマニュアルを読み、メールカウンセリングについて調べて勉強していきました。テキストでは声や表情で相手の状態を読み取れませんが、返信の頻度や文章・文字量でクライアントさんの雰囲気を掴むことができました。

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じつは最初のほう、わたしからのメッセージの文字量が結構多めだったんです。でも、「きちんと返信しなくては」と苦しく感じるクライアントさんもいるように感じ、様子を見ながら文字量を調節できるようになりました。信頼関係を築きながら、返信へのプレッシャーをあたえないよう留意しています。

また、1ヶ月に7~8名の方を担当していたとき、返信日が重なるとたくさんのテキスト入力が負担になることもありました。そのため、返信が多いときは音声入力を使って時間を短縮するなど、自分なりに工夫してブラッシュアップできるようになりました。

書くカウンセリングの経験が、話すカウンセリングで役立った

書くカウンセリングは一歩間違えると日記とそれに対するフィードバックのようになってしまい、クライアントさんの気づきにつながりません。文面から読み取れる感情をスルーせず、丁寧に扱うよう気をつけています。

わたしの場合は、自分と向き合う準備が整ったクライアントさんに対して「交流分析」を取り入れています。交流分析の考え方を資料で送って、学びながら自分を理解していくワークをおこなっていきます。cotreeに参加して半年くらいかけて、そのワークのベースとなる資料作りをしていきました。

書くカウンセリングや資料作りをやっていると、書くことで情報が整理され、何度も繰り返してお伝えするうちに自分に浸透していく感じがあるんです。それが話すカウンセリングでも活きていて。セッションで考えを浮かんだまま話すのではなく、整理された情報をクリアに伝えられるようになりました。書くカウンセリングの経験が、話すカウンセリングで役立つというのはひとつの発見でした。

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cotreeは学び続ける意欲につながっている

cotreeに参加し、常に目の前にクライアントさんがいるので学び続ける意欲につながっています。クライアントさんにとってよいセッションをしたいので勉強し続けよう、というモチベーションになるんです。そして学んだことをすぐ実践で活かせるのがいいなと思います。

書くカウンセリングを1年近く継続してくださっているクライアントさんもいます。こんなに長くセッションが続くのは、はじめてです。日本のどこかに住んでらっしゃるクライアントさんが、会ったことのないわたしを信頼してくださって、長い間ずっと一緒に過ごしてくれるのはありがたいこと。セッションでその方がご自身の力で気づいて変われたことが本当に素晴らしいなと思います。そして、その変容を傍で見守ることができて嬉しいです。

cotreeは、対面でなかなか出会えない全国の方にセッションを提供できます。幅広くさまざまなクライアントさんにカウンセリングをしたいと思っている方には合っているのではないでしょうか。また、その人たちにセッションをおこなうために学びながらスキルをブラッシュアップしていける。そういった意欲のある方は、ぜひcotreeに応募してみてください!

編集・取材・文:はとだ

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cotreeでは、登録カウンセラーを募集しています

「やさしさでつながる社会をつくる」を理念とするcotreeは、2014年から専門家と利用される方をつなぐオンラインカウンセリングサービスを提供しています。cotreeに関わることで、「新しい働き方ができる」「豊富な経験が積める」「専用コミュニティに参加できる」などカウンセラーさん自身も得るものがあることを大事にしています。

▼ご興味のある方は、詳細をご確認のうえご応募ください

クライアントさんのために、誠実にカウンセリングを実施してくださる方からのご応募をお待ちしています。

最後までお読みいただき、ありがとうございます🌱 オンラインカウンセリング: https://cotree.jp/ アセスメントコーチング: https://as.cotree.jp/