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「カウンセリングを受ける」という選択肢を持つことについて

こんにちは、オンラインカウンセリングのcotreeでメディアを担当しています谷口です。よろしくお願いします。

さて、体験談もこれにて第5回となりました! わー!パチパチ! ちなみにこれまでの体験談はこちらです。

第5回となる今回は初めて、大学生インターンではない、cotreeの中の人に書いていただきました。大学生と異なり職務経験のある立場から見たcotreeということで、働かれている方の参考になる体験談かと思います。

書いてもらったのは日頃の悩み、カウンセリングを予約してからカウンセリングが終わるまでの感想、また受けたいか、などです。
また、プロフィールは以下です。

イシタカ
大学・大学院で社会福祉領域を学んだ後、キャリア支援を行う人材系企業を経て広告代理店で勤務する26歳。
cotreeのビジョンに共感し、cotreeの中の人としても活動している。

では張り切ってどうぞ!

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寝付きが悪く、朝も起きれず

一時期、自分がうつ状態に近づいているんじゃないかと悩んだ時期がありました。

ネットで「うつ 症状」と調べると出てくるような症状に当てはまるものが多く、もし本当にそうならどこかでこの状態を止めなければと焦っていました。
今まで周りにうつ病にかかった友人もいたので回復までに大変な時間がかかることもわかっていたからです。

寝付きが悪く、朝も起きれず、すぐ疲れて、前向きに考えることができない。
うつ病診断」とネットで検索しては、サイト上で受けられる手軽な診断を受け、自分を落ち着かせていました。

カウンセリングを受けてみようかな、と思ったものの仕事の定時の時間外に行けるところが少なく諦めたような気がしています。

でも今思うと

「こんな軽い症状でカウンセリングなんて受けていいのだろうか」
「もっと大変な人もたくさんいるのだから、もう少し様子を見よう」

という思いもありました。

カウンセリングは"心のメンテナンス"

オンラインカウンセリングを知ったのは、もうその症状が落ち着いてきた頃でした。

オンラインでカウンセリングを受けられるサービスを知った時、なかなか病院に通院する時間が取れなかった私は

なんて画期的なサービスなんだろう!

と感動したことを覚えています。

そして、カウンセリングは
「海外ではヨガ、マッサージみたいに気軽にメンテナンスとして使う」
ことを知り、大きな衝撃を受けました。

心の健康を保つために"メンテナンスする"なんて、考えてもみませんでした。

好きな時間に、好きなカウンセラーさんと

そもそもカウンセリングを受けたことがない私は

・カウンセリングはどう進むのか
・何を聞かれるのか

などなど何も知らない状態のままでしたが、気軽な気持ちで受けてみることにしました。

時間は仕事に支障がでないよう、朝8時からの45分間。
カウンセラーは、自分が相談したい内容に合わせてプロフィールやカウンセリングの専門分野を参考に選ぶことができました。

相談したい内容からもカウンセラーが選べるようになっており、仕事から子育て、考え方を変えたいといった悩みまで幅広く相談できることに驚きました。

カウンセリングのはじめに言われたのは、

・アドバイス、問題を解決する場ではないこと
・一緒に考えて心の整理をしていくことが目的であること

これを聞いてもまだ「?」は浮かんでいたものの、一通り事務的な質問を受けた後、さっそくカウンセリングがはじまりました。

今回のカウンセリングでは、

もう仕事で心が不調にならないようにしたい!

という思いを相談してみました。

思うがままに、自分の気持ちを吐き出せる時間

カウンセラーさんは"とにかく自分の気持ちを引き出してくれる方"という印象でした。

そのときどういう状況だったのか、自分はどう思ったのか、どういう解決策があったのか……。
私の話を決して否定せず、焦らせることもなく、聞き出してくれました。

自分はただ自然に話をしているだけなのに、悩みに向き合うために大事なポイントがはっきりしていく感覚がありました。

正しく導いてもらえる、質の良い対話の時間

実際に受けてみるまで、「カウンセリング=症状が重い人が行くもの」というイメージが強く、カウンセリングに足を運ぶ選択肢は気軽に浮かびませんでした。

でも今は、

・病院に行くように、心に異常を感じたらカウンセリングを受ける
・健康な状態を維持するための時間としてカウンセリングを利用する

という選択肢が身近に感じられるようになりました。

特に、

自分を受け止めてもらえる安全な場所」となること
正しく導いてもらえる、質の良い対話の時間」が日常につくれること

カウンセリングの持つこの2つの機能は、とても有意義なことだと感じています。

かつての自分に紹介してあげたい

例えば私のように、一つの場所(職場)で1日のほとんどの時間を過ごして
心が追い詰められてしまった時。

思いを職場の人に打ち明けるのはもちろん、家族や友達にも話しにくいときがあるかと思います。

こんなときに、

・自分で抱え込まずに気軽に話せる場所があったら
・オンラインカウンセリングという選択肢があることを知っていたら

辛かったときの自分はもっと楽になっていた気がします。

この選択肢を、心に辛さを抱えている方にもっと知ってほしい、
そして、今は悩みがないという方も、いざというときに逃げ込める場所があることを知っておいてほしいと思います。

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【編集後記】
選択肢を増やすためには、どうしても新しいことを始めてみたり、新しい場所に飛び込んでみたりすることが必要です。
しかし、「未知」はやっぱり不安で、どうしても「飛び込んだ先に落とし穴があったらどうしよう」という気持ちを捨て去ることはできません。
その解決策として「対象のことをよく知る」ということが挙げられますが、そもそも「始める」「飛び込む」ことそのものに苦手意識を感じている場合、不安を拭い去ることは難しいでしょう。
そんな時、同じ悩みを抱えている人の物語を疑似体験できたら、その不安はもしかしたら和らぐかもしれない、そんな思いでこの体験談企画は立ち上がりました。
今回で第5回となった体験談ですが、お読みいただいたみなさんの頭の片隅に「カウンセリング」という選択肢が生まれたら、これほど嬉しいことはありません。体験談まだまだ続いていきますので、ぜひ今後もお読みいただけると嬉しいです。
と、そんな熱い思いを語ってしまった谷口でした。

オンラインカウンセリングのcotree

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