マガジンのカバー画像

読書

18
読書の雑談
運営しているクリエイター

記事一覧

『コード・ガールズ 日独の暗号を解き明かした女性たち』日本軍の暗号が最初から解読…

日本軍の暗号は解読されていた? たしか1990年前後、大学で原田勝正先生の日本史の講義を受…

消えていく日本を記録したイザベラ・バードの『日本奥地紀行』がマンガになっていてビ…

女性旅行家・紀行作家 イザベラ・バードイザベラ・バードという人がいました。日本でいうと…

麻生太郎と吉田健一と麻生和子と吉田茂

ある日ふと思ったんですが、第92代総理大臣の麻生太郎って、 吉田茂の孫ってのは有名だけど、…

藤田嗣治と黒澤明と河合隼雄の『母性社会日本の病理』

フジタとクロサワ 画家の藤田嗣治と映画監督の黒澤明について考えてみるとこの二人、共通点…

起業が軌道に乗る必要絶対条件?動物学者・島泰三が提唱した「競合しない主食」

上手く行く事業と上手く行かない事業は何が違うんだろう ちょっと前まで20年ほど、ホームペ…

西武セゾングループ・堤清二と詩人・辻井喬〜経営と苦闘した詩人の物語

詩人経営者・辻井喬/堤清二 堤清二が2013年に亡くなって、色々と堤清二を総括するような本が…

スティーブ・ジョブズが変身できた理由〜『スティーブ・ジョブズ 無謀な男が真のリーダーになるまで』

敬愛する人物が亡くなるのは悲しいですが、 一方で、生前知ることができなかった事柄が明らかになって、知ることができる、という面白さはあります。 アップルを創業して再生させたスティーブ・ジョブズが2011年に亡くなった時はとても悲しかったです。 「もう、ジョブズが作ったセクシーな新製品には触れることはできないんだ」 と思いました。実際にそうなっているのも悲しいです。 一方、生前はご本人をはばかって発言を控えていた人々が発言するようになり、ジョブズの全体像を知ることがで

岩明均『骨の音』と1980年代の和光大学と吉田芳夫先生

岩明均先生と言えば『寄生獣』なわけですが、『骨の音』では、それ以前の、試行錯誤時代の岩明…

長編:退職金の半分を故郷へ〜神奈川県厚木市三田出身 明治人・井上篤太郎(京王電鉄…

個人の寄付のみによる木造の立派な校舎 明治人は気宇が違うなー、と感じることがありせんか…

ビュッフェのミューズ・アナベルの活躍と宍戸游子の情熱

ベルナール・ビュッフェの生涯のミューズ・アナベル ベルナール・ビュッフェに関する本を読…

最終講義みたいな良い本〜読書日記『バブル―日本迷走の原点』

大学の教授になって長年勤めると、やがて定年が訪れるわけですが、すると「最終講義」ってのが…

明治人の気宇〜渡邊庄三郎の新版画ムーブメント

明治人は気宇が違うなー、と感じることありせんか? 新版画のブームを欧米に巻き起こした版元…

フロム『愛するということ』

歳のせいか、何人もの同級生や後輩の男子・女子が、結婚生活の問題を嘆いているのを聞きます。…

巨乳を活かしきれなかった友人へ贈る峰なゆか先生の説話

巨乳を活かしきれず、未婚のまま一緒に50代を迎えた小・中学校の同級生がいます。 過去、夫をもらう気はムンムンありました。 でも、未婚です。 ↑本人。 なにをしてんだ、と。 巨乳にどんだけ価値があるのかわかってんのか、と。 しかも、太めではなく、標準体型巨乳なのに(怒) 厚木の七沢にあるタイ料理店waiwaiで説教してやりました。 そんな巨乳を持て余しているみんなに「峰なゆか」先生の説話を贈ろう。 峰なゆか先生は、漫画家です。 この方、もともとAV女優やって