モリサワユーザーが「多言語フォント」を探して使うまでのフロー
この記事は、日常的にモリサワ社「MirosawaFonts」を使うデザイナーが、今後利用拡大するであろう多言語フォントの使い方をシェアする記事です。
■多言語フォントの探し方は3つ
モリサワ社から多言語フォントを選ぶには、
主に3つの方法があります。
■まずは使いたい言語がモリサワ社で対応可能か確認しよう
まずは、使いたい言語が
モリサワにあるかどうかを確認しましょう。
確認方法はこの2ステップでOKです。
1.下の3つのグレー箇所から、使いたい言語を探す
2.使いたい言語が、A/B/Cのどこにあったか確認する
たくさんあるので「ページ内検索」が便利ですよ!
▼ページ内検索方法
【PC】Mac:Command + F/Win:Ctrl + F
【スマホ】iPhone:「共有」アイコン→「ページを検索」
Android:画面右上の縦3点→「ページ内検索」
では、さっそく確認しましょう!
使いたい言語がA/B/Cのどこにあるか探してください。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
▼Aパターン
▼Bパターン
▼Cパターン
A/B/Cの中に、使いたい言語はありましたか?
Aパターンに希望フォントがあった方は…
→目次の”【A】検索ページで言語選択をする”へ
Bパターンに希望フォントがあった方は…
→目次の”【B】検索ページで「PE」のついてる欧文書体を探す”へ
Cパターンに希望フォントがあった方は…
→目次の”【C】検索ページで「Pro」のついてる欧文書体を探す”へ
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
使いたい言語がなかった場合は…
どこにも希望フォントがなかった方は残念でした。モリサワ社フォントは諦め、他のアプリケーションで対応しましょう。モリサワ以外にも、以下フォントサービスなど色々あります(以下はその一部)。
Google Fonts
Adobe Fonts
では、順に説明します。
【A】検索ページで言語選択をする
<やり方>
このページを開いたら…
1.左欄「言語」から使いたい文字を選ぶ
2.右に表示されたフォントから使いたいフォントを探す
3.アクティベートしたいフォントをブルーにする
再起動は必要なく、これで利用可能となります。
【B】検索ページで「PE」のついてる欧文書体を探す
<やり方>
このページを開いたら…
1.左欄検索窓に「PE」を入力
2.左欄「言語」「ラテン文字(アルファベット)」を選択
3.右に表示されたフォントから使いたいフォントを探す
4.アクティベートしたいフォントをブルーにする
再起動は必要なく、これで利用可能となります。
【C】検索ページで「Pro」のついてる欧文書体を探す
<やり方>
このページを開いたら…
1.左欄検索窓に「Pro」を入力
2.左欄「言語」「ラテン文字(アルファベット)」を選択
3.右に表示されたフォントから使いたいフォントを探す
4.アクティベートしたいフォントをブルーにする
再起動は必要なく、これで利用可能となります。
■今後、モリサワ社で多言語は増える?
プレスリリースで発表された今年の新書体の中には「多言語書体」の文字も。詳細はまだ公開されていないのでゆっくり待ちましょう。
■宣伝〜多言語デザインはコトリコまで〜
最後までお読みいただきありがとうございました。
私は日本語と英語はもちろん、モンゴル語/ポルトガル語/スペイン語/インドネシア語/クメール語/ネパール語/ベトナム語など、多言語経験6年目のデザイナーです(デザイナー歴は20年強)。
\一部多言語での過去デザイン事例をご紹介します/
▼モンゴルへのデザイン支援の様子(2019年)
▼南米地区へのデザイン支援の様子(2021年)
▼インド向け事業紹介動画制作(2024年)
▼「やさしい日本語」note記事(2023年)
コトリコでは、
現地の方々や翻訳家さん、ナレータさんとの調整や研修も経験があります。
デザインやブランディング支援のご用命ありましたら、以下よりお気軽にお問い合わせいただけましたら幸いです。
【▶︎コトリコご相談窓口】
各国の文化や価値をデザインで伝える仕事は日本の魅力を再確認できますよね。コトリコは、サステナブルなデザインで価値の循環を皆様とともに目指しています。
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