転職の自己分析で意識すべき2つの観点
前回『意外とハマる人が多い「自己分析しすぎ」の落とし穴』ということについてお話しました。端的にまとめると『will(やりたいこと)ばかり考えてしまい、前に進めなくなる人が多い』ということでした。
今回は『どういったポイントを意識して自己分析をすればいいのか』についてお話をします。ぜひ、自己分析をやりすぎ、動けなくなっている人は参考にしてみてください。
そもそも『自己分析』はなんのためにやるのか
結論から言うと『自分の特性理解』、『自分という商品理解』のために行います。この2点だけを意識すると『自己分析』がグっとやりやすくなります。
1、『特性理解』について
人によって『どんなカルチャー、風土が好きか』、『どんな業務が好きか、得意か』ということは違います。ある人は「人と接することや、人前で話すことが好き!」という人もいるでしょうし、別の人は「人前で話すことは苦手だけど、コツコツ決まった業務を確実に実行する事が得意だし好き!」という人もいるでしょう。
『どんな環境下で力を発揮しやすいか』は皆さんそれぞれに個性があり、人によって大きく変わってきます。大切なのは『自分はどんな環境下だと力を発揮しやすいか』について、過去の自分の経験から考え理解しておくということです。このことにより、業務のミスマッチが減ります。入社してから、転職してから、「自分は思っていたよりパフォーマンスを出せていないな…」、「結果は出せているけど、全く幸せじゃない…」。こういったケースを減らすためにも自分自身の『特性理解』は非常に重要です。
2、(自分という)『商品理解』
よく転職活動は『自分という商品の営業活動だ!』と言われます。転職における面接は『自分という商品を買えば(採用すれば)御社にとってこんなメリットがあります!』と面接官に売り込む場とも言えるかもしれません。
そのためにも面接では、過去のエピソードをしっかり整理し、相手に理解してもらえる形でプレゼンテーションする必要があります。そしてより効果的にプレゼンテーションするには『自分が相手にとってどんな魅力、価値があるのか』について客観的に考え、整理してみましょう。
3、まとめ
『自己分析』は考えをあまり広げずに、
・どんな環境だと自分は力を発揮できるか、幸せかという『特性理解』
・どうすれば『相手にとって理解され、共感を得られるか』
この2点に絞って整理するために『自己分析』を行うと、『自己分析の罠』にハマりにくく、効果的です。
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