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意外とハマる人が多い「自己分析しすぎ」の落とし穴

就職活動、転職活動でよく『自己分析』という言葉を耳にします。
しかし『自己分析』に縛られてしまったったり、囚われてしまい苦しんでしまう人にもよくお会いします。今回は『自己分析に縛られない考え方』のヒントをお伝えできればと思います。


1、そもそも『自己分析』とは

言葉の意味を調べてみると『自己理解を深めること』とあります。これはかなり壮大な話です。
コトブックのメンバーが在籍していたリクルートでよく使われるフレーム、『will(やりたいこと)』『can(できること)』『must(やらなければいけないこと)』この3つが重なるポイントで仕事ができるといいよねという考え方があります。

自己分析ではよく『will(やりたいこと)』を問いがちなケースが多いです。「どんなことをやりたいのか」「どんな風に生きたいか」といったwillの側面から考えている方が多いのではないでしょうか。

2、『自己分析』で陥りがちな罠

しかし『will(やりたいこと)』から考え始めるのは非常に難しいです。なぜなら「自分がやりたいこと」を考えてもなかなか答えが出ないことが多いからです。実際、就活や転職を機会に「自分の人生をかけてやりたいことが見つかりました!」という方にほとんど出会ったことがありません。

『will(やりたいこと)』は論理的に考えて出てくるもの、というよりもともと自分の中にあるもの。(※人生の中で大きな出来事があり、その経験からみつかるという事はあると思います。)考えてもほとんど見つかることはないケースが非常に多いです。

今転職中に「自分は何がしたいのか…」「自分は何者なのか」悶々と自分に問いかけている方はほどほどに切り上げましょう。

自己分析にハマってしまう方は2つの落とし穴にハマっています。

■論理的に思考すれば「自分のやりたいこと」「自分は何者か」答えが出ると思っている
■「自分のやりたいこと、向いていることが天職」と思い込んでいる

3、落とし穴から抜け出すヒント

「自分のやりたいこと」「自分は何者か」といった問いには必ず正しい正解が1つだけあるのではなく、どちらかといえば自分自身で意味合いを発見していく要素が強いです。

今ある目の前の事に「何を自分はできるようになりたいか」「自分は何を大切にして取り組むのか」『can(できること)』『must(やらなければいけないこと)』の考え方を取り入れて整理してみることをおすすめします。

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