今日、5月20日は二十四節気の「小満」。
自然界のすべてのものが次第に
天地に満ちてくる日だそうだ。
つまり、すべての生き物が生気にあふれ、
生命力が充実してくる時期だ
ということを表している。
昨日の雨は走り梅雨とも言える。
一昨日は夏日かと思うほど暑さも加わった。
田に目をやれば、麦は穂が実り、
水田には水が張られ、早い所では田植えが
はじまっている。コシヒカリは田植えが早い。
遠く山野の緑も濃く深みを増してきている。
まさに小満の暦通りに自然は夏に向かい、
暮らしもそれに合わせるように日々がある。
人間が自粛生活という不自由な毎日に
グダグダ言っていても
自然は歩みをおろそかにしない。
それに気づかないのは自粛生活で終わるだけだ。
今の時期、一番生命力が充実するなら、
それは人間も同じだろう。
春と夏の合間にある「小満」は、
他の二十四節気から見れば地味だけど、
実は力強い区間でもあるわけだ。
これを意識しないわけにはいかないだろう。
自然と共に生きるって素晴らしい。
そう思う瞬間だ。
だって、季節は確実に夏に向かっている。
変化を楽しんでいるかのように。
毎年同じように見えても、
同じ季節が巡ってきているわけではないからね。
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