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【ショート】我が子から学んだ「ヒト」が「仰向け」の理由

四柱推命鑑定士Yです。
会社員をやる傍らで『自分の使命で生きられるようになる鑑定』をやっています。

今年の6月に子供が産まれました。
まだ0歳児ですが、本当に沢山の学びを与えてもらってます。
その学びを少しずつ記事として書いていけたらとも思っています。

子供は夜中であろうがどんな時でも、泣いて助けを求めてきます。
まだ寝返りやお座りやハイハイも出来ず、1人ではご飯も食べられず、老廃物の処理もできないので周りの人に「助けて」「気持ち悪い」と泣いてメッセージを出すしかありません。

同じ生命体の中でも、産まれてすぐに自立プログラムにより自然界で生きられるような生物もいます。
チンパンジーやオラウータンはヒト以上に授乳期間が長く、3年〜7年も母親にくっついて離れないような生命体もいます。

人間の授乳期間は個体差もありますが、9ヶ月〜2年程度です。
授乳期間が長い霊長類とヒトとの違いとして言われているのは「子育て」の仕方です。
例えば、チンパンジーの子育ては母親のみで行われます。
そして、チンパンジーの赤ちゃんは仰向けにずっとなる事ができず、母親に常にしがみ付いています。
4年間お母さんがほぼ赤ちゃんを抱っこしっぱなしと考えると、ヒトと全然違いますよね。
また、4年経ち赤ちゃんが独り立ちしてからでないと次の子供を産みません。

ヒトの赤ちゃんは仰向けの姿勢で安定していて、母親に常にしがみついたりしません。
母親が次の子供を産む期間も比較的短いです。

チンパンジーやその他霊長類がほぼ母親のみとのコミュニケーションで乳児期を終えるのに対し、ヒトの赤ちゃんは1人で仰向けのままいられるので、親以外のヒトともコミュニケーションを取りやすくできています。

そして、赤ちゃんはまだ目がほぼ見えてない時から周りの刺激に反応して「ニコッ」と笑顔になります。
相手の顔も見えてないのに「笑顔」になるという事は、微笑みが周りにもたらす影響を本能が知ってるからだと思いました。

実際、病院にベビーカーで連れて行った際も、ニコニコしてる我が子に周りの大人達が話しかけてきてくれます。
僕も我が子の笑顔により「安らぎ」や「癒し」をもらいます。
そして、「助けてあげたい」という思いやりのような気持ちが湧き出てきます。
赤ちゃんの笑顔をずっと見ていたら、誰かと争う気にもならないんだろうなと思いました。

この事を感じてから、ヒトの赤ちゃんは「群れ」の中で「安らぎ」を与え、与え返されて成長していく生命体なのだと言われてる感覚になりました。

そして、僕はこの感覚を他でも感じた事があります。
それは、地球(大自然)の偉大さに触れて感動した時です。
大自然の偉大さに触れた瞬間に、全ての絡み合った重たい感情がどうでもよくなり「僕は生かされてる」という感覚になります。
そして、この景色(自然)をずっと守りたい、という気持ちになります。

ノイズのない純粋な波動(赤ちゃんや大自然)は、人の心を揺り動かし、慈しみや分かち合いを想起させてくれるように思いました。
この心のままに生きられたら、些細な事でキレたり争ったり奪ったりしなくなると思ってます。
我が子のためにも、少しでも純粋でいられる人を増やしていきます。

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