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【宇宙法則】五行説(木火土金水)を学ぶと全ての構造が見えてくる

四柱推命鑑定士Yです。
会社員をやる傍らで『自分の使命で生きられるようになる鑑定』をやっています。

四柱推命を学んで最も良かった事は何ですか?と聞かれたら僕は「陰陽五行の理解が深まった事です」と答えます。

四柱推命は少し触れただけだと難しい漢字が並んでいて「意味がわからない、、、」となりやすいです。
ただ、陰陽五行の理解ができると、とても簡単に四柱推命を使う事ができるようになります。

また、陰陽五行を学ぶことで、社会生活で起こる問題のほとんどを解決できると思っています。
そんな理由で、僕は四柱推命を基軸に置くことにしました。

◾️陰陽五行とは?

Y式四柱推命において、陰陽五行をどう捉えるのか?を簡単に説明していきますが、他の占い師さんの四柱推命とは解釈が異なってる事も多いかもしれませんのでご理解ください。

陰陽五行思想とは、陰陽説(+と−)という要素と、五行説(木火土金水)という異なる要素が合わせられた考え方です。
今回は五行説に特化して解説します。

五行説とは、森羅万象は五種類の元素から成り立っていて、その元素は法則により互いに影響を与えあいながら、変化と循環を繰り返しているという思想です。

◾️五行の要素

Y式四柱推命においての五行それぞれの要素の特性は以下です。

木ー自我
火ー表現・行動
土ー結果・現実・人脈
金ー自律・自制・社会
水ー知性・精神

この五行の循環は木から始まり、火→土→金→水と流れていきます。
この順番がとても大切です。

僕自身、学生時代は社会人になってやりたいことがなく、転職を繰り返す中でようやくやっていきたい事を見つけていきました。

その時にわかったことは、意外に周りで仕事してる同世代の人も「これがやりたくてこの会社に入りました!」という人は少なかったということです。
使命感に燃えながら意欲的に会社で活躍してる人は、ごく僅かでした。

では、過去の僕のように「特にやりたいこともなく何となく就職した人」と「使命感に燃えながらエネルギー高く仕事に打ち込む人」の違いは何なのでしょうか?

沢山の人の中で揉まれて僕自身が出した結論は、自分自身への理解度です。
使命感に燃えながらエネルギー高く生きている人は、自分自身が何に喜び、何に心が動き、どんな人が好きで、何が嫌いで、どんな時にエネルギーが出るのか?の理解度が圧倒的に違いました。

ちなみに「使命感に燃えている」と「とにかくがむしゃらに成功報酬の為に働きまくる」は違います。
世の中には働く事が好きでハードワーク万歳と、寝る間を惜しんで仕事をしている人もいますが、どこか幸せそうでないと感じる人がほとんどです。

【木】

これらの事から、まず僕達が何かしようとした時に必要なのは「自分は何をしたいのか?」を知る事です。
「あなたは何がしたいのですか?」という欲求は、自分自身を突き動かすガソリン(エネルギー源)です。

ぼんやりとした思考でいると、生命維持の為の最低限の行動か自分以外の誰かに巻き込まれての行動しかできません。
自己理解(自分がわかる)をする事で、自分自身の為の人生を生きられるようになるのが「木」の働きとなります。

【火】

自分自身の事が理解できると「自分は何がしたかったのか?」がはっきりとわかり「行動」が生まれます。
内なるエネルギー源を燃やして、それを溢れんばかりの外向きのエネルギーに転換する働きが「火」の働きです。
焚き火に薪を入れ続けるように、自分を知る事をアップデートし続ければ、エネルギー源は無限に生み出されるため行動エネルギーは枯渇することはないのです。

ただし、人に与えられたエネルギー源により行動を起こしていた場合は、すぐにエネルギー切れを起こし、瞬発的な行動で終わってしまいます。
そうなると、再びエネルギーをもらう為に、エネルギーを与えてくれる他人の奴隷となるしかありません。
「昔はすごかったけど今は全く機能してない」と言う人は、自己理解を深める事を怠ってしまったか、誰かにエネルギーをもらっていたけどもらえなくなってしまった状態と言えます。

また、純度の高い欲求を燃やして生み出される火の輝きはとても美しいので、その人の行動を見ればそれがどんなエネルギーから生み出された行動なのかわかるようになってきます。

【土】

「行動したい」「表現したい」といった外に向けた行動を起こすことにより、+であれ-であれ結果となります。
行動するという事は、現実社会に対して自分という色を加える事と言えます。

その結果は、自分が望んだものになる場合もあれば、自分が思いもよらないようなフィードバックをもらう事もあります。
例えば、好きな人と付き合う事を妄想しているうちは自分の精神世界のみで完結しますが、実際に付き合いたいとなった場合は「告白する」という行動を起こし、「付き合えた」か「付き合えなかった」という結果を得ることになります。
その結果が、財(経験値)となるのです。

そして、純度の高い木(欲求)を燃やした美しい火(行動)は人を集める力を持ちます。
物質的な豊かさ(お金や仕事など)は人がもたらしてくれるものです。
だからこそ、土は人脈とも言えます。

ただし、自分の周りが人や物で溢れ始め豊かになってくると、周りからの影響を沢山受けるので自分で自分をコントロールしきれなくなってきます。
そこで必要になってくるのが金(自制)の働きです。

【金】

豊かさ(大きな力)を手にした時、その力をどのように使うかで社会においての自分の価値が決まります。
というか、そう試されていると僕は思っています。

全体の利を重んじ、利己的な精神を戒める働きこそが金の働きで、社会性の要素と言えます。
金の力をうまく活かすことで、巨大な力を手にしても欲に走らず、全体が発展する方向へ巨大なエネルギーを流していけるようになります。

また、金は整える力を持っていて、自分自身の荒かった部分を研ぎ澄まし、より磨かれた美しい形へと進化させる事ができます。
まとめると、「木→火→土」の働きで獲得した豊かさを適切な配置に変更したり、増えすぎてしまった部分を適度に減らしたり削ったり、うまく機能する形へと整備する働きが金と言えます。
自分の中の自己中心的な部分を克して、自制心により律することができるからこそ自分の視野は広がっていきます。
そうする事で、知恵(水)は湧き上がってきます。

【水】

知恵とは、自分以外の物事を理解することだと言えます。
自己中心的な状態では、真の知恵は生まれてきません。

他者を思いやり、他者との共存繁栄を願うからこそ知恵は湧き上がってくるのです。
新たなものを生み出そうとするときに、そこに自分以外の誰かの姿があれば、美の伴った閃きとして適切なアイデアを宇宙は教えてくれるのです。
そのようにして知恵を獲得できると、物事を見る解像度が高まって、さらに自己(木)理解が深まり、より高いレベルの行動(火)を生み出していけます。

◾️五行説に重ねる

五行説をかなり簡単にまとめましたが、上記に書いたように「木→火→土→金→水」の働きは回転し、循環していきます。

また別の記事で書こうと思いますが「木→火→土」の自分の外側のエネルギーと「金→水→木」の自分の内側へのエネルギーのバランスを取る事がとても大切になります。

この五行の働きは、自分自身も会社組織も国家であっても同じです。
全ての物事が、何らかの欲求「〜したい」「〜の為」から生まれて、行為により結果となり、整えられて知恵が生まれ、さらに欲求が生まれる。という法則で成り立っています。

五行説に物事を重ねてみると、どこに過不足があるかがわかります。
多すぎるのか?または少ないのか?
それが見えると、自分であれ他者であれ組織であれ、何を改善すれば良いかが明確に見えてくるのです。

身につける事で様々な問題をクリアしていける考え方ですので、一度学んでみても良い学問かと思っています。

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