シニアが温泉旅行に求めるポイントとは？

コスモラボ公式note担当の大西です。
今回は2023年3月に実施した「温泉旅行」の調査についてご紹介いたします。

回答者の80％以上が60歳以上のコスモラボのアンケートから、「温泉旅行」についてのシニアの本音が見えてきました。

温泉旅行に行くとしたら？

宿泊日数は何泊？

温泉旅行に行くとしたら、「1泊」が63％と大多数の回答で、「日帰り」と比べると3倍以上であることがわかりました。

宿泊先に選ばれるのは？

宿泊先として選ばれるのは、「手ごろな旅館」が49％で、「手ごろなホテル」が36％と、お手ごろ感を求めている人が多いようです。ただ、ホテルよりも旅館を選ぶ人が多いことからも、やはり温泉旅館の人気は今も健在です。ただ、ホテルの人気も36％とホテル人気も高まっていることがうかがえます。

温泉に行きたくなる季節は？

温泉に行きたくなる季節を聞いてみたところ、1位は「秋」で、2位は「春」でした。紅葉や桜の時期に合わせて温泉に行く人も多いかもしれません。「夏」を選ぶ方は少なかったですが、「冬」よりも「春」や「秋」が多かったのは露天風呂での外気の影響もあるのでしょうか。そう考えると、桜や紅葉が見える露天風呂がある温泉宿は人気が高そうですね。

宿泊施設を決めるポイントは？

宿泊施設を選ぶ際に重視するポイントは？

圧倒的に多かったのが「食事が美味しい」かどうかでした。温泉旅行であっても、「温泉の質・種類」よりも食事の良し悪しが重要ポイントであることから、温泉旅行に対して求めていることは温泉だけではないことがうかがえます。

また、「周辺の環境・景色が良い」や「接客・サービスが良い」という基準が上位5位に入ってくることから、シニアに対して温泉旅行をおすすめする際には、そういった付加価値がアピールポイントとなりそうですね。

事前に知りたい情報とは？

事前に知りたい情報としては、「宿の食事内容」が圧倒的に1位で、2位に「温泉の効果・効能」ときて、3位に周辺の観光スポット情報という結果でした。「周辺のグルメ情報」を選ぶ人に対して、「宿の食事内容」を選ぶ人が約3倍だったことからも、温泉旅行に行った際は宿で食事を済ませて楽しむ人が多いのかもしれません。

温泉以外の楽しみは？

一貫して、「宿の夕ごはん」が圧倒的に1位でした。続いて、「宿からの景色」や「温泉地内の観光地」や「宿の朝ごはん」が並びました。ただ、それらの倍の票を獲得している夕ごはんは、温泉旅行の場所選びや宿選びに大きな影響を与えそうですね。

シニアの温泉旅行を選ぶ基準は？

以上の結果から、温泉旅行の季節として好まれるのは、自然の色が豊かな春や秋であることが見えてきました。その中で宿泊先を選ぶにあたっては、夕ごはんの内容や美味しさを重視した上での、お手ごろな宿泊付き温泉プランが好まれるようです。さらに、周辺の観光スポット情報が豊富、景色・サービスが良いなど、付加価値が多ければ多いほど金額に対してのお得感が上がり、選ばれやすくなると言えそうです。

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