あなたの中にある”志”に、あなたが気付くこと―それ自体が人生

人間、志を立てるのに遅すぎると言うことはない。-ボールドウィン


あなたには、志がありますか?

…もしかしたら、何やら人生の大きな志を掲げている人もあれば、
これは私の人生における志だけれど、これは、小さな志として…、などと、大小管理で自分の中に複数志を自覚している人もいるかもしれません。


私は、志、というものは、「気付く」もの、「自覚する」ものであると、思っています。
これも、あくまでわざわざ言語化したらという表現ですが。

人は、人生の中で外側から情報が入ってきて志を作る(作られる)のではなく、そもそも、おおもとの志というものを、自身の内側、催眠療法士らしい言い方を敢えてここでしてみるならば、「潜在意識の中」に持っています。

これに、「気付く」だけのことなのです。
確かに言語化された際の表現としては、人は自然とその場の文化や時代にそぐう表現をしますから、表現としてはいろいろな形で現れるかもしれません。
しかし、あなたの中にある「志」「(人生における本来のあなたの)信念」「人生における義」とでもいえるようなものは、実は、決してブレません。

これに気付いたとき、人は、本当に自分の人生が繋がります。自分自身の一貫性に気づき、自己一致し、生きやすくなります。魂から一貫して繋がったとき、人は本当の意味での自由を得ます。

そして、潜在意識の中にあるあなた自身(本来)の志は、あなたの人生24時間365日に常に影響を与え続けています。
しかしながら、知らず知らずのうちに、あなたの前意識的な部分(私は意識下、と呼ぶことが多いのですが)や顕在意識が、それを邪魔をして拮抗したり対立したり衝突したりしてしまっているときに、何やらうまくいかない感覚を味わったり、生きづらさや息苦しさを感じたりします。
何か生きにくいときとは、そういう時なのです。潜在意識と顕在意識(つまり自分が自分と)仲が良くない…というと語弊がありますね、顕在意識の側(外側の世界と”視える”顕在意識の主観)が、自分の潜在意識(自分自身そのものの9割以上)を否定し無視し攻撃しようとしてしまっているときなのです。
それに顕在意識はどうしても「理由をつけたがる」性質があるので、外側の誰誰のせいで、人間関係が、環境のせいで、などとどうしても思い込もうとしてしまいます。しかし、あなた自身があなた自身の大部分を実は否定し自分で自分を攻撃して自分自身の本来の願い(これは実はまさにあなた自身に心地良い素晴らしい人生を送らせようとするものです)を殺そうとしてしまっているだけなので、自分自身と協力し合う術さえ身に付ければ(取り戻せば)、生きやすくなり、志、も、自覚でわかるようになっていきます。(いや、そもそも潜在意識と繋がり一貫しすべて心地良い人生を受け容れれば、わざわざ脳の容量を使って志を言語データに変換などせずとも、”わかる(覚る・腑に落ちている感覚)”のですが。)

だから、「遅すぎる」ということはあり得ないのです。
あなたの中の人生には、最初から最後まで、一貫した志があるのですから。
それに、顕在意識が「気付いていない/気付こうとしない」だけなのです。

……まあ、強いていうならば、確かに、遅くなればなるほど、「気付きにくく」はなるかもしれません。
ご自身がご自身の全身の姿を知らず、ごく僅か1部分、1割にも満たない部分だけを自分だと思い込んで生きてくる時間が長ければ長いほど、もしかしたら、その一部分だけが自分で在りまるで本来の自分の9割以上である潜在意識を外側(他人)のように思い込んでしまったり……
顕在意識世界のルールが、あまりに強化され、本来の自分と社会的自分(仮面)との間に、あまりに外側からの情報が詰まりすぎ……
もはや、自分にとって何が幸せなんだか、自分の芯がどこにあるのだか、本当に自分が生まれてきた目的はなんだったのか……外側からの情報に右往左往している間にわからなくなっていて、しかしわからなくなっていることすらも自分で気付かないようにフタをしてしまって。


…それでも。
自分の志が良くわからない人。
自分の生まれた目的・意味に、自分の人生の中で自分の内側から気付きたい人。
今更遅すぎるのでは…と、なぜかどうしても思ってしまう人。
自分の中に志があるなんて、それすら信じられない人。
一度きりの人生、「自分」の全体像を知りたいひと。
「自分」は実は今まだ1割未満に過ぎず、他9割以上も自分であること(それに自分がいかに気付いていなかったか)を知りたい人、そして人生の中で「自分そのものまるごと」を取り戻したいひと。

そんな人は、ぜひ一度、私にメッセージをください。
お話、聞かせてください。
私は、あなたが「ご自身の人生をご自身の手で」手綱をとっていけるようになるための、お手伝いをすることを、生業としています。


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