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映画x自分との対話:「終わらない週末」

先日、とても後味の悪い映画を観た。
散々ハラハラした後、は?どゆこと?
という結末を迎えとても気持ちが悪かった。
その気持ちの悪さを払拭するため、
このエンディングがどういう意味なのか、検索している自分がいた。

そこで、自分との対話が始まった。


「そっか。私は知らないことを知らないままでいることが気持ちが悪いのか。」

「この世には知らないことだらけなのに、全部知りたいと思っている自分がいるなんて、傲慢だね、ゆうこ。」
ともう一人の自分が言った。

「でもさ、知らないことを知りたいという、好奇心旺盛なゆうこもいるよね。あるものに目を向けよう、っていつも言われているよね。」
「それもそうだ。」

「そもそも、’どうとらえるか’なんて人それぞれなのに、
’これってこういうことだよね?’と答え合わせしたくなるんだね。
それは、同じ集団心理の中にいれば安心という自分がいるとしたら
じゃぁ、恐れは何?」

「間違うこと、はみ出ること、責任を取ること」

「それが全部起こったら、どんな影響が自分にあると考えるの?」

「ひとりぼっちになりそうで怖い、、、?」

「ひとりぼっちでも叶えたいことが、いま見つからないことに恐れやもどかしさがあるんだね。」

「そう、それ!!」

「でもさ、ひとりぼっちでも叶えたいことは、もう叶えてきたやん。
だから、これからはいろんな人と関わり、いろんな価値観との相乗効果で
ひとりでは叶えられなかった、新しい物を作っていくことには、希望を持っているよね。」

「うん、持ってる。あぁ、なんかそうやん。
やりたい’こと’はぼんやりしているけど、’どう’やりたいか、は決めている。
それを思い出して、わたし、いまほっとしている。」

「あとは、’ひとりぼっち’で叶えたことなんかひとつもなく、いつも誰かに支えられてきたことも知るきっかけになるといいね。」
「ほんとだな〜
たくさんの人の顔を思い出し、感謝の気持ちが湧いてきたよ」


ひとりぼっちになることを恐れ
集団心理の中で行動することで安心していたのは
過去の自分の思考だったことに気づいたら、
胸のつっかえがぽろっと取れた感じがして、
喉もとがスッキリし、気持ちが落ち着いた。

すると
庭から、綺麗な鳥の歌声が聞こえてきた。




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