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この「思考」を持っている人が学び続けている

こんにちは!

こしあんです。

あなたは学び続けるために「何が必要か?」と考えたことがありますか。

継続力、好奇心、努力、習慣と色々ありそうですね。

もちろん、これらの資質も大切だと思いますが、もう一つそこに加えることであなたはもっと賢く学べるようになります。

今回は、学び続けるために必要なその資質についての話をしていきます。



【激動の時代に必要なもの】

最近、ニュースで大人の学び、学び直しというタイトルを目にしました。
年齢を問わず知性を磨いたり、思考能力を高めようと考える人たちが増えてきています。
世の中の問題が複雑になるにつれ、考えること、よく学ぶことが大切だという認識が広まっているのかもしれませんね。

積極的に新しい知識や考え方を取り入れることも大切ですが、組織心理学者アダム・グラントによれば、「考え直す、学び直す力」も重要だと言います。

なぜこれが大切なのかと言えば、人間は思ったほど「再考」することがないからです。
「私の言っていることは正しい!」といった、人の意見なんて全く聞かない人もいるかもしれませんが理由はまだあります。

人はそもそも「認知的倹約家」なんです。

今までの考え方や生活スタイルで問題がなければ「何かを変えよう!」と考えることありませんよね。
脳は今日が安全に過ごせたのなら、明日も同じように行動させようとします。

また、再考は時に私たちのアイデンティティを脅かすこともあります。
今まで築き上げてきたあなたの常識や考え方というものは「あなた自身」と深い関係があるはずです。

もしそれが間違っているとしたらどんな気持ちになるでしょうか。
間違いを認めることで「自分が自分でなくなってしまう」といった不安や、喪失感を感じるかもしれません。

そうすると、自分を守るために今までの考え方に固執してしまうのも頷けます。

ただ、どんなに頑固な人でも全く再考しないわけではありません。

あなたも生活する上で、たとえば家具が壊れれば修理したり、交換したりするはずです。
所持している物は割と頻繁に取り換えたりするのではないでしょうか。

しかし、面白いことに知識や見解となると話が違ってきます。

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