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「スキ」のハードル

こんにちは!

こしあんです。

あなたは「スキ」を押す人ですか?

それとも押される人ですか?

両方でしょうか。

そして、どういった時に押したいと思うのか?

何を発信したときに押されたいと思うのか?

色んな答えがありそうです。


さて、他人の事はわからないので自分の考えしか言えませんが、「スキ」の半分は営業、優しさ、反発、自己顕示欲が入り混じってできていると考えています。
もらったスキの半分は幻想かもしれません。

普通は「なるほど!」という気づき、「そうだよね!」という共感があり、スキを押すのだろうと考えたりします。

しかし、人は「返報性」というものを持っています。
人からスキをもらうとその人のページへ飛び、スキを返したりします。
心理的なテクニックとしてそうやって「スキ」を増やす手段があるのが事実です。

※返報性とは
人が他人から恩恵を施されると、それがたとえ嫌いな人からであっても、似たようなかたちで何かお返しをしなくてはならないと考える傾向を指す。

心理学大辞典

今ではすっかり見なくなりましたが、スーパーの試食コーナーなどもこれを利用しています。

人によっては「そんな理由でスキを押したくないし、押されたくない」と考えるかもしれません。
私自身、以前は「自分が共感できたものにしかスキをしない」という謎ルールがありました。

スキに対するハードルというものは高かろうが低かろうが、人それぞれで良いと思います。

ただ私の場合、先ほどのスキに対する考え方で「思い違いをしていたな」と気づいたことがあります。

たとえば、「私はこういう理由でスキをしている。だから相手も同じような気持ちでスキをしているはずだ」と思い込んでいました。
だからスキを貰うと自分の書いた記事は正当に評価されていると感じていたんです。

でも、スキが押される理由はそれだけではないはずです。

ぶっちゃけた話、相手がどんな理由でボタンを押したのかなんてわかるはずがありません。

記事の内容に共感して押してくれた人。
フォロワーの記事が載ったらとりあえず「スキ」を押す人。
上から順に新着記事にスキをする人。
応援する気持ちで押す人。
実は反対意見の記事にスキをする人。
間違ってスキを押したけど取り消すのが悪いと思ってそのままの人。
フォロワーを増やしたくてスキをする人。
たくさんのスキにつられて押しちゃう人。
まだあると思います。

考えてもわからないことは答えが出ることはありません。

だから私は「スキ」のハードルを下げてみることにしました。
そもそも「熱い思い」がなければ押してはいけないということもないだろうと考えたからです。
そうするとスキを押すことに抵抗がなくなりました。

特に、最近私は読書関係と自己紹介にスキをしています。
読書であれば読んだことも見たこともない本が紹介されていることがあります。
それを見ながら「へ~」とか「ほ~」と言いながらスキボタンを押しています。
レビューの内容などはそこまで気にしません。
(あくまで私の場合です)

自己紹介にスキをするのは半分は応援です。
noteは新規参入者に優しい世界であって欲しいと思います。
ゲームでも新規参入者に厳しいものは過疎っていくことがありますよね。
なので「続けて欲しいな~」と思いながらボタンを押します。
また、いろんな人のプロフィールを見るのも楽しいです。

あと半分は「こしあん」というアザラシがいるという発信です。
無名のおっさんが書いた記事など誰が読むのか、いや読まない。
というわけです。

なので「シュッシュッシュッ」と名刺代わりにスキを飛ばします。
そうすると相手の心や後頭部に突き刺さることがあります。
もちろん、はね返されることもしばしば。
また「こんにちは」「おじゃましました」ぐらいの感覚でも押すことがあります。

なかには明確に「営業お断り」の人たちもいます。
私自身、記事の販売やグッズの紹介などもしているので、どのような理由があろうと営業になります。
なので「この人の記事面白いな」と感じてもボタンを押せないこともあります。
ちょっと寂しい気持ちもありますね。

スキに欺瞞を感じる人もいるかもしれませんが、いろんな人の思惑が渦巻いているのがこのスキというボタンであるような気もします。

一度その渦に飛び込んでいろんな人にスキを送ってみれば、また違った見え方があるのかもしれませんね。


今回はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございます。


こしあん


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