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私の就活の軸「仕事を通じて成し遂げたいこと」とは、、、?①

就職活動で自己分析をしていると、仕事を通じて「成し遂げたいこと」や「実現したいこと」を突き詰めることが非常に重要になってきます。

自分自身は、企業のメンターさんや、先輩、友人などに自分の価値観とやりたいことを話してフィードバックをもらうことで改めて内省をする機会にしています。

そんな自分自身の価値観を今日はこれを読んでいる方にも共有できたら嬉しく思っています。


私は、仕事を通じて「自由と活気のある人が溢れる社会にしたい」と考えています。

なぜなら私は切磋琢磨することが好きだからです。中学生の頃、学習塾で高校受験に向けて他の中学のみんなと、毎晩遅くまで一緒に勉強した経験や、部活動で苦しい時にお互いに励まし合って、刺激しあってきた経験があるからです。

苦しい時を乗り越えられたのは、周囲の活気あふれる人たちがいたからで、彼らと一緒に努力することに大きな喜びを感じていました。苦しい時に彼らがいなかったら乗り越えられなかった。彼らがいたからこそ今の自分がいるとさえ感じています。

自分が頑張っている姿が周囲をもっと頑張ろうと言う意識に変え、周囲の力強い姿に自分自身も何度も刺激を受け、救われてきました。

私にとっての「活気」とは①自主性と②相互性と言う2つの要素があります。①の自主性とは、誰に強制されるでもなく、自らが主体的に選択し、目標や目的に向かっていること。②の相互性とは、その姿がお互いにいい影響を与え組織全体がいい状態にあることを言います。

企業の方にはよくこう質問されます。

「なぜ、活気を『もたらしたい』と思うのか?」「自分だけが活気を持つことや得をすることだけではダメなのか、なぜ社会全体を活気あるものにしたいのか?」

この質問に対する私の答えは2つあります。

1つめは「私が誰かを活気づけることで私の存在意義が認められた」と間接的に感じることができると思うからです。これは価値観の問題ですが、人は自分以外の何かに影響を与えることによってのみ存在意義が認識でき流と考えます。世界と自分を繋ぎ、自分が唯一な存在であることを証明できることになると考えるからです。人間は「唯一性」を求めていると考えています。つまり「この時代のこの場所に生まれた私である必要性」のことです。特に友人といる時などに、自分が相手の相談に乗って考えを整理することができた時や、手助けをすることができた時に大きな喜びを感じます。それは、「唯一である相手」を変えることができた私は、同じく「唯一な存在である」と感じることができるからだと思います。

とても抽象的な価値観ですが、誰かに貢献したいと思う気持ちもその裏には、「存在意義=唯一性=私が私でなくてはならない必要性」を求めているからだと常日頃から考えています。

2つめは「相手の夢を私も一緒に見たい」と思うからです。誰かの夢を自分のことのように喜ぶことができることは、人生にとって非常に幸せなことです。私は高校時代、水泳部に所属していました。水泳というのは「個人競技」です。当然、競技中は誰も助けてはくれません。完全に本人の努力が現れる場なのです。私自身は当時そんなに優秀な選手だったわけではありませんでした。しかし部内では全国大会出場を目指す選手が数多くいました。そんな中で、一緒に辛い合宿を乗り越え練習してきた仲間が全国出場を目指してスタート台に立つ地方大会(近畿、中部、北信越、関東など)がありました。私はその姿を応援することしかできませんでしたが、自分のことのように願っていたことがあります。それはまさしく一緒になって練習してきたからでしたし、支え合い続けてきたからでもありました。

自分の人生だけではない、誰かの人生の夢をも共に見れることは素晴らしいと思います。スポーツは多くの人に夢と希望を与ますが、これも誰かを応援し、共に希望を抱くことがどれほど素晴らしいことか体験しているからでしょう。そうでなくては人々はこれほどまでにスポーツ観戦にとりつかれないでしょう。



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