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うつ病は3歩進んで2歩下がりながら治っていく

こんにちは、コルクです。

皆さんはうつ病の回復過程をご存じでしょうか?

うつ病はうつ病初期→回復期→安定期の流れで回復していきます。

うつ病になったことがある人なら主治医からこういった説明を受けたことがある人も多いと思います。

ですがここで勘違いしてほしくないことがうつ病は一直線で治っていかないことです。

「調子がいいな」「うつ病が治ってきたかも」と思っていても翌日には悪化していくことがよくあります。

つまり、3歩進んで2歩下がりながらうつ病は回復していきます。

この3歩進んで2歩下がりながら回復する過程が物凄くもどかしくて、本当にうつ病が回復しているのか疑ってしまいます。

今回はそんなもどかしい時期を私はどう過ごしたかについて紹介したいと思います。

回復期に就労移行支援に入所

うつ病の初期を経て回復期の時に私は就労移行支援に入りました。

入ったばかりの頃は症状が安定して毎日通っていました。

就労移行支援には同じうつ病で苦しんでいる人が多くいたのでかなり話しやすかった環境でした。

また、就労移行支援のプログラムでうつ病や自己理解について勉強して再発防止に力を入れていきました。

入ったばかりの頃は就活について何も思っていませんでしたが、訓練を積むたびに徐々に就活に興味を持ち、すぐにでも就職できると思いました。

焦りと不安で体調悪化

就職について考え始めると徐々に焦りと不安が出てきました。

これが徐々に体調にも影響し始め、就労移行支援を遅刻し次第に休むようになりました。

この時は「早く就職しなければ」という気持ちが強く、就労移行支援を休んで勝手にハローワークに行って企業検索をしていました。笑

この時から体調の悪化と回復の繰り返し起こすようになりました。

私の場合は体調が悪化すると体に症状が出て、だるさや頭痛がありました。

かなり悪い時は手足に力が入らない時もありました。

体調の悪化と回復の日々

今でこそ体調を安定していましたが、ここまで来るのにかなり時間がかかりました。

本当に体調を安定させることが大変でした。

最初の頃は体調が悪化したらしばらく寝込んでいました。

まず1日では治らなかったですね。

治ったらと思ったらすぐに悪化することがよくありました。

体調の悪化と回復の日々は1年以上続きました。

ですが、この悪化の状態が徐々にですが軽くなり頻度も減っていきました。

私はこの苦しい期間を投げ出さずに治療を受け続けた結果かなと思っています。

もし、途中で自己判断で薬を辞めたりしたらもっと時間がかかっていたと思います。

終わりに

私の場合、体調を安定をさせることが本当に大変で苦労しました。

当時は体調が悪化しても体調の波が原因だと思っており、「早く治さないと」と考えていませんでした。

ですが「早く就職しないと」という気持ちが強くて、この焦りがストレスを生み出したと思います。

この焦りも相まって3歩進んで2歩下がる日々が長く続いたと思います。

焦らずにゆっくりと回復していくことがうつ病を治す近道かもしれません。

ここまで読んでくださってありがとうございました。


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