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明確な目標を持っていないけれど、行動の質量アップにつなげるための対策

弊社では毎週2~3回ブログ記事を書いていますが、ここ数年で一番読まれている記事は

「行動に先立つものの正体はお金ではない?」

です。

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2年以上前に書いた記事なのに、いまだにこれを超えられる人気の投稿を書けていないという点は問題だと思いますが(汗)、記事の中で書いた「本気は技を超える」というのは、まさにその通りだとますます痛感しています。

行動する際にお金がないことが壁になることはよくあります。でも、逆にお金があるからといって、行動できるかと言えば、必ずしもそうとは言えません。

人は誰しも大なり小なり目標を持っています。しかしながら、その目標がどれだけ鮮明かと言えば、人によって様々です。

なんとなく「痩せたい」と思っている人と、「8月末までに体重を3キロ落としたい」と思っている人では、明らかに後者の方がダイエットに向けて行動する量が多いです。また、いろいろな情報を集め、自分にあった方法を選択するなど、行動の質の面でも大きな差が出ます。

ダイエットのように比較的分かりやすい目標は良いのですが、人生の目標、仕事で達成したい目標の場合はどうでしょうか。

もちろん、人生や仕事においても、明確な目標を持って日々頑張っておられる人もたくさんおられます。一方で、私のように「あれもやりたい」「これもやりたい」となかなか目標を一つに絞り切れない人もおられるかと思います。

今年脱サラして起業されたAさんと昨日お会いした際、「自分は明確な目標がないんです」という言葉が出てきました。

Aさんは別の経営者からも「Aさんは、そろそろ何か一つに絞った方がいいよ」とアドバイスされているそうです。

たしかに私から見ても、Aさんは実力もあるし、お金もあるのに、もう一つ行動力に欠けているように感じられます。余計なお世話ですが、「すごくもったいないなぁ」と感じます。

行動力が乏しい要因はご本人も自覚されているように、明確な目標がないことも一因だと推測されます。けれども、私からは「明確な目標を設定しましょう」とはあえて申し上げませんでした。

なぜなら、私自身も明確な目標ができたからといって、必ずしも行動の量と質が増えるタイプではないからです。それよりも、「自分が最も力を発揮できる姿」を自覚して、それに沿って日々を過ごすことに専念した方がかえって行動の量と質が上がるのを実感しています。

2年前の記事の結論は「行動に先立つものは、どうしても、それをやりたいという『熱意』」です。

その熱意の根源として、一般的には目標を明確にすることは有効です。けれども、「明確な目標を持つことが難しい」「やりたいことがたくさんあって一つに絞り切れない」という人は、自分が最も力を発揮できる姿を自覚することで、行動の質と量がアップします。

「感情→思考→行動」のプロセスに沿って、自分が最も力を発揮できる姿を言語化したい人は「こちら」をお試しください。

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