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月末近くに怒鳴り散らす経営者にならないためにマーケティングの素養を早めに身につけましょう

仕事柄、いろいろな会社の資金繰りについてご相談にのっていますが、最後に問題になるのは、やはり「いかにして売上を上げるか」という点。

そして、ここで大きく成果が分かれるのが、「経営者にマーケティングのスキルが身についているかどうか」ということです。

マーケティングが分かっている経営者の場合、一度お金の動きを把握できると、「3ヵ月以内にあと1,000万円売上をアップさせるには?」という目標に対して、具体的な施策が次々と出てきます。

資金繰りをにらみながら、時には思い切って広告宣伝したり、場合によっては人の採用に踏み込んだりといった具合です。しかも、それぞれの対策が「目標から逆算して、しっかりとした流れになっている」のを感じます。

一方、「自分は営業が得意だ!」と自負されている経営者の中には、出す指示が首尾一貫しておらず、月末近くになって「とりあえず何でもいいから、あと500万円売上をなんとかしろ!」と怒鳴り散らす方も・・・・・。

振り返ってみると、私が銀行にいた時に経験した営業はどちらかと言えば、後者のタイプでした(笑)。

具体的にどうやって目標を達成するかは各担当者に任せきり。また、マーケット属性に合わない目標が本部から降りてくることもしばしば。例えば、最初の配属先は、個人客のほとんどが大手企業のサラリーマンという支店でした。このため、「年金の指定口座を増やせ」という目標は達成するのは一苦労でした。

今はなかなか商品やサービスが売れない時代。いくら営業会議を開いて数字のトレースだけやっても、売上は伸びません。

資金繰りの基本となる安定的な売上を確保するためには、マーケティングは経営者にとっても必須の分野の一つ。

恥ずかしながら、私自身もマーケティングに関しては起業してから、本格的に学んだ仕事です。これから起業を目指す方は、サラリーマン時代に、その基本的なポイントについては押さえておくことをお勧めします。

なお、弊社で展開しているマーケティングは「こちら」になります。

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