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開催報告|競技経験を仕事(キャリア)に翻訳するワークショップ

スポーツ×キャリア教育のワークショップを開催しました。
以前からやってみたいと思っていたこの企画。
近場に志を同じくする方々と繋がれたのをご縁にやっとできました。

トライアル開催で我々ファシリも含めて6人で開催しましたが、楽しい時間となりました。

競技経験を振り返るワークと、仕事経験を振り返るワークを実施し、第3者がその経験をもとにその人の強みを見つける(翻訳)するという3つのワークを行いました。

競技もバラバラ。
仕事もバラバラ。
同じスポーツをしてきたと思いそうですが、そこから感じたもの、得たもの、そして今にどう繋げているかも人それぞれであることを知れたのが一番の収穫だった気がします。
こんなにもアンコンシャスバイアス持ってしまっているんだなということに驚きつつ、自分の過去の経験から、失敗があるから今こうしているんだなと気づくことがたくさん。

自分の中での気づき
今までで「死ぬほど悔しかったこと」というトピックで話をすることになり、私の中での一番悔しかった試合は高校2年生の時の国体最終予選であることを話しました。
国体予選だけは他校の選手とペアを組んでエントリーすることができ、小・中ずっとペアを組み続けた幼馴染と試合に出ました。お互いどんなプレーをするのか体に染み付いているので、結果にもつながり最終予選まで進むことができましたが、結果はあと1勝ができず国体選手の枠を手にすることができませんでした。
総体や県の新人戦などは負けてもどうやっても力の差があるよな、と諦めがつく負け方をしていたので負けても頑張ったと思えていたのですが、この国体予選ばかりは欲しいものが一度掴みかけた手からすり抜けていった感覚で、試合が終わり家に帰ってからも魂が抜けたかという感じ。時間を戻せずどうにもならない状況に対して、誰かを責めるわけでもなく、もう2度と来ないチャンスに呆然としていた自分が今でも蘇ってきます。

高校生の頃は試合の振り返りも勝ち試合や、ナイスプレーばかりを見返しては自信を強化していたのですが、それが大学に入り、ダメなところを先輩たちからダメ出しをされ、自分でも振り返り、という癖や習慣を得ました。
大人になって仕事をする時には、マイナス面に目を向けることが多くなって、仕事がうまくいかなければ落ち込んだり、引きずったりということも多々。でもそれもどこをどうやって振り返ればいいのか、振り返り方を学んだり、言語化することを覚えたり、切り替えのために次のやるべきことがあるという時間の使い方で克服していることにも気づけました。

色々な人の生き方を知ること。
そしてまだまだわかっていない自分に出会うこと。
楽しくてしょうがないそんな空間となりました。


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