[創作論757] 高速液体金属3Dプリンター

高速液体金属3Dプリンターが開発されました。

液体金属造形(LMP)と呼ばれる本技術は、微小なガラスビーズを敷き詰めた床に、あらかじめ決められた経路に沿って溶融アルミニウムを滴下させるものです。
LMP方式は、造形速度と造形サイズを優先し、解像度を犠牲にしています。
他の低速な積層造形技術で製造される部品よりも大型の部品を低コストで造形できますが、高い解像度は望めません。
そのため、LMPで製造される部品は、建築、建設、工業デザインなど、大型構造物で各部にそれほど細かなディテールを必要としない用途に向いています。
研究チームは、アルミニウムでフレームやテーブル、椅子などの部品を造形し、それが造形後の機械加工に十分耐えるほど強靭であることを示しました。
将来的に、一般の人々がリサイクルアルミニウムを溶かして部品を造形できるようになれば、金属3Dプリントのゲームチェンジャーとなる可能性があるとされています。


素晴らしい技術ですね。
将来、創作活動に活用できそうと思います。

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