[創作論774] 重力蓄電

重力蓄電技術が開発されました。

Gravitricity社は、ヨーロッパで最も深い亜鉛と銅の鉱山である、フィンランド中央部ピハサルミ鉱山に自社で開発した重力蓄電技術を導入する予定です。
同社は、従来電池に代わって再生可能エネルギーを蓄電する、重力を利用したシンプルな蓄電システム「GraviStore」を開発しました。
GraviStoreは、既存の坑道を利用して、深い立て坑にてウインチに取り付けたケーブルで重りを吊り下げます。
再生可能エネルギーの過剰電力で重りを持ち上げ、必要なときに重りを下して発電する仕組みです。
素早く下すと大量の電力を素早く発電し、ゆっくりと下すと小さな電力を長期に放出します。
同システムは、50年以上の長寿命かつ1秒未満の高速応答、80%の高い往復効率という性能を有し、可燃性化学物質を使用しない安全なエネルギー貯蔵システムとしての特徴を持ちます。
本プロジェクトは、耐用年数が終わりに近づいている鉱山に可能性を提供するとともに、伝統的な採鉱事業の終息によって影響を受ける地域に、新規雇用を提供することにもなるようです。


素晴らしい技術ですね。
創作活動においても、電気は大切に使いたいですね。

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