[創作論778] 革新的なエポキシ樹脂

200℃以上の耐熱性とリサイクル性を兼ね備えたエポキシ樹脂が開発されました。

ペットボトルなどの熱可塑性プラスチックは、世界的にリサイクルが進んでますが、エポキシ樹脂などの熱硬化性プラスチックは、加熱硬化する特性からリサイクルが困難とされています。
そこで研究チームはこの課題の解決に向け、エポキシ樹脂が有する特性である耐熱性や耐久性、接着性、機械強度、電気絶縁性を保持しながら、再成形機能を付与したエポキシ樹脂硬化剤の基本技術を開発しました。
実験の結果、高いガラス転移温度(240℃)や鉛フリーはんだに対する耐性、5回リサイクルを繰り返した後でも、耐熱、機械物性の回復率が90%以上を維持することが確認されました。
今後、プラスチック廃棄物の削減や、複合材料や電子機器に使用される樹脂材料の回収/再利用への貢献が期待されます。


とてもすごい技術ですね。
創作活動においても、両立が一見難しそうなアイデアをうまく組み合わせられると面白いですね。

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