[創作論782] アフターファイブ

アフターファイブにテンションが上がるのは生理現象だと判明しました。

人体には、体温や代謝、就寝と覚醒のタイミングなど体のさまざまな機能を一定のサイクルで調整する概日リズムがあり、気分やメンタルヘルスに大きな影響を与えています。
今回研究チームは、病院の研修医2602人から収集した16万8311日分のデータを分析する研究を行いました。
参加が決まった人には腕に装着するウェアラブルデバイスのFitbit Charge 2が配布され、アプリを通じて睡眠、心拍数、歩数のデータを提供しました。
また、1日1回任意のタイミングで、「今日の気分はどうでしたか?」という質問に1~10の数字で応えるアンケートも実施されました。
2年間の調査が終了し、概日リズムと気分の関係を分析した結果、気分は朝の5時頃に最低となり、その12時間後の17時頃に最高潮に達するサイクルを繰り返していることが判明しました。
また、参加者が起きている時間が長ければ長いほど体内時計が気分に与える影響が顕著になることや、起きている時間が長いほど気分は低下することもわかりました。
また、ウェアラブルテクノロジーがメンタルヘルスの問題における要因を探る新しい方法になると判明したことも、大きな成果の一つとされています。


素晴らしい研究ですね。
皆様もウェアラブルテクノロジーを創作活動に活用してみてはいかがでしょうか。

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